批判コメは即削除?ベッキーのインスタ応援一色に「不自然すぎ」の声 (2/2ページ)
■夏のボーナス「ゼロ」で社員に焦り?
応援コメント一色のインスタグラムがメディアに取り上げられれば、復帰ムードの追い風になるという計算があるのだろうか。しかし、ここまで露骨にコメントを管理してしまうと逆効果になる恐れもありそうだ。
「ベッキー側は完全復帰をアピールしていますが、実際にレギュラー復帰できたのはBSの音楽番組だけ。休養前は地上波レギュラーが10本ありましたが、各局とも視聴者からの批判を恐れて二の足を踏んでいます。さまざまなスキャンダルの中でも『不倫』は主婦ウケが悪く、ベッキーの復帰でスポンサーの主要顧客である主婦層が離れてしまうことを懸念している。しかし、事務所サイドはベッキーの完全復帰を急がなければいけない事情がある」(芸能関係者)
ベッキーの突然の休業によってCM違約金が発生し、その額は5億円とも伝えられた。しかし、それはベッキーが「自分で払いたいと言い張った」とされ、自宅を担保に借金をして支払いに充てたといわれている。だが、それでも事務所はベッキーに早く売れっ子タレントに戻ってもらわないと困ると焦っているようだ。
「所属事務所のサンミュージックにとってベッキーは圧倒的な稼ぎ頭だった。最近はお笑いコンビ・メイプル超合金がブレイクする幸運がありましたが、それでもベッキーの穴を埋めるには程遠い。ベッキーが稼いでくれるはずだった億単位の売上が消し飛んだことで、同社の今夏のボーナスはゼロになってしまったそうです。それほど経営状態が悪化していますから、多少強引にでも世間の歓迎ムードをつくり上げ、完全復帰させなくてはならない」(前同)
しかし、いくらインスタグラムで復帰ムードを演出したところでネット全体で見れば批判が目立つのは明らか。それでも事務所としてはベッキーに稼いでもらわねばならないようだが、この「ミエミエ」の復帰戦略は成功するのだろうか。
- 文・佐藤勇馬
- ※個人ニュースサイト運営中の2004年ごろに商業誌にライターとしてスカウトされて以来、ネットや携帯電話の問題を中心に芸能、事件、サブカル、マンガ、プロレス、カルト宗教など幅広い分野で記事を執筆中。著書に「ケータイ廃人」(データハウス)「新潟あるある」(TOブックス)など多数。