【永田町炎上】蓮舫や三原じゅん子に百万票以上を投じた有権者の知的水準 (2/3ページ)
■「劣化」する「良識の府」
宮崎謙介や武藤貴也、中川郁子など昨今は衆議院議員の「劣化」が甚だしいが、今回の参議院選では過去最多の28名の女性議員が誕生した。むろん女性議員が増えることは悪いことではない。
問題は、中に「質の悪い議員」も紛れ込み、「劣化」が「良識の府」と言われる参議院まで蝕み始めたことだろう。
7月13日、理化学研究所は、スーパーコンピューターの大規模データ処理能力を競う国際ランキングで理研の「京(けい)」が3年連続で1位になったと発表した。日本にとっては名誉な話である。
そんなスパコン開発事業について、民主党政権時代の「事業仕分け」で「2位じゃダメなんですか?」などと口走って失笑を買ったのがクラリオンガールズ出身の蓮舫だ。
その程度の認識しかない蓮舫が今回の選挙でも1,123,145票を獲得しているのだから驚きだ。それに比べ東大法卒、大蔵省の主計官を務め、官僚トップの環境事務次官まで上り詰めた自民党の中川雅治は884,823票で競い負けているのだから、この国の有権者は候補者の政治的資質や政策能力などまったく考えずに投票していることがわかる。
ちなみに蓮舫はかつて「日本一」になったことがある。それは歴代のクラリオンガールで一番ポスターが売れなかったことだ。
理解不能の現象はやはり東大卒、女性初の大蔵省主計官にして「日本一頭の良い女」と言われる片山さつきと、ダンサー上がりの今井絵理子の間でも見られる。片山の得票が393,382票なのに、沖縄出身にもかかわらず、沖縄のことなど何もわからず、「これから勉強します」などと宣っている今井が319,359票も取っていることだ。
片山と今井では政策能力の点では月とスッポンの違いがあるはずで、もし有権者に少しでも人を見る目があるならその程度の得票差では済まないはずだ。