【高校野球】試合終了後に成立も?地方大会でノーヒットノーランが続々 (1/2ページ)

デイリーニュースオンライン

高校野球・地方大会でノーヒットノーランの快挙が続々!
高校野球・地方大会でノーヒットノーランの快挙が続々!

■問答無用の「投手の勲章」

 相手チームを無安打に抑え、しかも得点を許さないというノーヒットノーラン。地方大会で、各チームの実力にバラつきがある状況も考えられるとはいえ、絶賛されるべき投手の勲章であることには変わりない。

 2016年の夏の甲子園を目指す戦いの中でも、そんな快投が見られた。

※野球の見方が変わるスマホマガジン『野球太郎Pocket』と『週刊野球太郎』でニュースやコラムが読み放題!

■7月10日・福岡大会1回戦

 筑紫と大牟田北の対戦は、2対0で筑紫が勝利。筑紫の2年生エース・渡辺雄大は、許した出塁は1四球のみといういわゆる「準完全試合」でノーヒットノーランを達成した。奪った三振は3個ながら、9回まで大牟田北打線をうまくかわす好投だった。

 しかし、続く2回戦では、福岡舞鶴相手に7回を投げ被安打12、6失点と打ち込まれた渡辺。同校の甲子園初出場の夢は潰えてしまった。

■7月19日・千葉大会4回戦

 東京学館浦安の黒田航平が、敬愛学園を相手に緩い変化球を効果的に使う巧みなピッチング。2四球に4失策とランナーを出しつつも要所を抑える快投を見せ、チームは6対0で勝利を収めた。

 試合終了直後は、6回2死からの三塁ゴロが内野安打の判定で「1安打完封」かと思われたが、約30分が経過して、この一打の公式記録が安打から失策に。これにより、ノーヒットノーランが成立するという珍しいケースだった。

 勢いに乗って次戦も5対0で千葉敬愛を下し5回戦を突破した東京学館浦安。しかし、準々決勝の習志野戦では、7回終了時点で3対1とリードしながらも、5回途中からマウンドに上がった黒田が8回表に1点、9回表に2点を許し3対4の逆転負け。ベスト8で夏が終わった。

「【高校野球】試合終了後に成立も?地方大会でノーヒットノーランが続々」のページです。デイリーニュースオンラインは、渡辺雄大筑紫高校高校野球野球太郎スポーツなどの最新ニュースを毎日配信しています。
ページの先頭へ戻る

人気キーワード一覧