なぜゴリ押し?Hey! Say! JUMP伊野尾慧の”人たらし処世術”

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Photo by josemanuelerre
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 Hey! Say! JUMPの伊野尾慧(26)の不自然すぎるテレビ露出が止まらない。伊野尾慧は現在放送中のドラマ『そして、誰もいなくなった』(日本テレビ系)に出演しているほか、4月から朝の情報番組『めざましテレビ』(フジテレビ系)の曜日レギュラー、『メレンゲの気持ち』(日本テレビ系)で初の男性MC抜擢など、露出の機会を急激に増やしている。

 これまで伊野尾の所属するHey! Say! JUMPは、中島裕翔(22)や山田涼介(23)がクローズアップされることが多かった、にもかかわらず、この急な“伊野尾押し”に、ファンをはじめ周囲からは、「突然の抜擢の多さが異常」「今度は伊野尾がゴリ押しされるのか」といった声が次々にあがっている。

 また、来年公開予定の映画『ピーチガール』で女優の山本美月(25)とダブル主演をつとめることも発表され、なおのことこの声は大きくなってきているようだ。

「伊野尾はもともとグループ内でも、中島や山田などの主要メンバーの影に隠れた存在でした。現在はかわいらしいルックスで注目を集めていますが、他のメンバーの影に隠れた”密かなイケメン”的ポジションにあったため、ファンの中にはそうした目立たない部分が逆によかったという声も多いようです」(芸能関係者)

■「愛されキャラ」故のゴリ押し?

 だがジャニーズ事務所は、もともとは伊野尾を全面的に前に売り出す構想はなかったのだという。前出の関係者が続ける。

「ジャニーズはグループ内で格差を作る、『格差売り』を良しとしない空気がありました。そのためグループメンバーをまんべんなく売り出したいという考えの下、プロモーションを行う傾向にあります。しかし昨年あたりから、急に伊野尾のグッズの売り上げが上昇したことに目をつけ、彼に白羽の矢が立ったと言われています」

 さらに伊野尾は、Hey! Say! JUMPを管轄するジャニーズ事務所の藤島ジュリー景子副社長(50)だけでなく、メリー喜多川副社長(89)、そしてジャニー喜多川社長(84)も含めた事務所全体から寵愛を受けている状態なのだという。ジャニーズの若手では随一の”人たらし”とも評されている。

 伊野尾の”愛されやすさ”は礼儀や素行の正しさが大きく影響しているようだ。ゆるい雰囲気の「適当キャラ」で知られている伊野尾だが、相手によって態度を変えるということもなく、目立ったスキャンダルや騒動もこれまで起こしていない。さらに出演番組では機転も利かせられるという点も大きいようで、事務所だけでなく番組制作陣のハートまでもがっちり掴んでいるのだとか。

 Hey! Say! JUMPば中島、山田そして伊野尾と徐々に各メンバーの露出をじわじわ増やしていくことで、グループの知名度も上昇させているが、いわゆる”サブキャラ”だった伊野尾が活躍をすればするほどファンの心中は複雑なのかもしれない。

文・海保真一(かいほ・しんいち)
※1967年秋田県生まれ。大学卒業後、週刊誌記者を経てフリーライターに。週刊誌で執筆し、芸能界のタブーから子供貧困など社会問題にも取り組む。主な著書に『格差社会の真実』(宙出版)ほか多数。
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