おぎやはぎにさまぁ~ず、内村光良が芸人たちに慕われる理由

日刊大衆

おぎやはぎにさまぁ~ず、内村光良が芸人たちに慕われる理由

『世界の果てまでイッテQ!』(日本テレビ系)をはじめ、さまざまな人気番組でMCを務めているのが、芸歴32年になるウッチャンナンチャンの内村光良(52)だ。番組内での事故や不倫略奪婚の影響などによって低迷する時代もなかったわけではないが、その都度、奇跡的に復活。現在は最初にブレイクした頃より、多くのレギュラー番組を抱えている。

 そんな内村が多くのお笑い芸人から慕われているのは有名な話で、その中の一人が1990年代にウッチャンナンチャンと人気を二分したといわれるダウンタウンの松本人志(52)だ。

 かつて深夜ながら視聴率20%超えを記録した伝説のコント番組『夢で逢えたら』(フジテレビ系)で共演しているこの二人は、ともに別々のラジオ番組で相手のことを「同じ釜の飯を食った」特別な存在であると発言。また、『ウッチャンナンチャンのやるならやらねば!』(フジテレビ系)が収録中の事故で終了した際には、松本が『森田一義アワー 笑っていいとも!』(フジテレビ系)の楽屋に内村を訪ねたり、逆に『ダウンタウンのごっつええ感じ』(フジテレビ系)の番組打ち切りで松本が叩かれた際には、内村が放送作家で共通の友人である高須光聖(52)経由で、松本を食事に誘ったりすることもあったという。普段からベッタリしているわけではないが、常にお互いのことを気にかけている関係なのだろう。

 また、内村は後輩芸人からも絶大な信頼を得ており、“優しさの鬼”と称される人間性にひかれる芸人は数多い。たとえば小木博明(44)と矢作兼(44)からなるお笑いコンビのおぎやはぎは、『内村プロデュース』(テレビ朝日系)で若手がスベッた際に、自ら率先してスベッて安心させてくれる点、他人の悪口は絶対に言わない点などについて言及。内村のいい人っぷりを絶賛している。

 さらに『ウンナンの気分は上々。』(TBSテレビ系)でコンビ名を改名したのをきっかけにブレイクした、三村マサカズ(49)と大竹一樹(48)のさまぁ~ずの二人も、「内村さんは“見て学べ”ですよね。それでいて、芸人のいいところを探してくれる」「俺はすぐ“面白くない”と言いがちですが、内村さんは言わない」などと語っている。このように後輩芸人が内村の優しさについて発言している例は、枚挙に暇がないのだ。

 お笑い芸人といえば上下関係に厳しく、後輩芸人を連れ回して遊び歩くというイメージがあるが、内村はそれとは真逆。後輩に対して説教することも皆無という。そんな優しさからくる人望の厚さが、長きにわたってMCとして活躍し続けていられる大きな理由なのかもしれない。

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