世界は保守層を求めている!中国人漫画家が語る東京新都知事と台湾総統の共通点 (1/2ページ)

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東京新都知事と台湾総統の共通点について考えてみた (C)孫向文/大洋図書
東京新都知事と台湾総統の共通点について考えてみた (C)孫向文/大洋図書

 こんにちは、中国人漫画家の孫向文です。2016年7月31日に実施された第20回東京都知事選挙において、自民党所属の小池百合子氏(64)が全体の44%以上にあたる得票率を獲得して当選を果たしました。史上初の東京都知事、無派閥層からの当選などが要因となり、現在大きな話題を呼んでいます。

■保守的な政策をかかげる小池氏

 小池氏は都知事立候補以前から「韓国人学校設立反対」、「外国人参政権の不認可」など保守的な政策をかかげており、僕自身は都知事として適切な人物だと思います。僕の意向は以前手がけたコラム「鳥越氏の出馬は”反日”の策略?中国人が見た東京都知事選」で明記しており、もしこちらを参考にして投票先を決定した方がおりましたら大変光栄です。

 小池氏就任までの一連の経緯を見て、僕が連想した人物は現在台湾総統をつとめる蔡英文氏(59)です。小池氏と蔡総統は史上初の女性首長という点だけではなく、保守的な政策、国防力増加を思案しているなど、政治思想も似通っています。しかも今回の都知事選における小池氏の対抗馬は、岩手県知事時代に外国人参政権を提唱していた増田寛也氏(64)、「中国・韓国との関係強化」や「原発反対」など左派系で反日的とすら感じる思想を持つ鳥越俊太郎氏(76)でしたが、蔡英文氏以前に台湾総統をつとめていた人物は、徹底した親中路線をつらぬいた馬英九氏(66)だったのです。さらに話を加えると、舛添要一前都知事(67)は都内に韓国人学校設立を容認するなど、親韓政策を行った人物でした。僕は今回の東京都知事選と台湾の総統選挙は、他国に媚を売り続けた首長に対する人々の不満が反映されたものだと思います。

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