【プロ野球】日本ハム・吉井コーチが競走馬のオーナーとして奮闘中! (1/2ページ)
■初勝利を目指して4戦目に挑む
日本ハムの吉井理人投手コーチが所有する愛馬、フォーシーム(牝3歳・勢司厩舎所属)が、7月31日の札幌競馬の第2レース・3歳未勝利戦に出走した。
この日が今年1月のデビュー以来、4戦目となったフォーシーム。初戦(中山芝1600m)は中団から伸びきれず12着、2戦目(東京芝1600m)は先行するもバテて14着と、当初は手応えのないレースを見せていた。
しかし、距離を縮めた3戦目(福島芝1200m)は、前半は速い流れについていけないような感じだったが、直線に向くと馬群を縫うように追い込んで6着。次走への期待が膨らむ、ゴール前の脚だった。
そんな状況で迎えたこの日のレースは、前述したように3歳未勝利戦。文字通り、まだ勝ち星を挙げられていないメンバーで争う一戦だが、対戦相手のなかには2着や3着の経験がある馬も多く、前走の6着が最高のフォーシームは、12頭中8番人気。決して下馬評は高くなかった。
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■レースはまずまずの内容だった
6番枠からスタートしたフォーシームは、前走同様に、後方から。途中から勢いをつけて上がっていき、最後の直線に向くと、ジリジリと脚を伸ばして7着。
レース半ばで前をカットされ、勢いを殺されるようなシーンがありながらも、最後まであきらめずに前に出ようとする意欲も見られ、内容は悪くなかった。
また、今回は初のダート(砂)のレースだったが、戸惑うことなく走れていた。