SMAP中居正広「目の前で号泣した」“親友”の存在

日刊大衆

SMAP中居正広「目の前で号泣した」“親友”の存在

 光GENJIといえば、1987年のレコードデビューから95年の解散まで、アイドル界の頂点に君臨しつづけたスーパースターだ。メンバーの一人、「あっくん」こと佐藤アツヒロは、今も元メンバーだった内海光司とともにジャニーズ事務所に残る、古株アラフォージャニーズだ。

 神奈川県藤沢市出身の佐藤は、昨年9月に放送された『ナカイの窓 ゴールデンSP』(日本テレビ系)で、同郷のSMAP中居正広と再会した。佐藤は、今年になってドラマ『早子先生、結婚するって本当ですか?』(フジテレビ系)に出演したり、バラエティ界に再進出するなどして、プチブレイクの兆しを見せている。9月には、主演舞台『新版 国性爺合戦』の上演も控えている。

 現在舞台を中心に活動している佐藤が、再びテレビに出るようになったのは、先の『ナカイの窓』がきっかけだ。アイドルとしては、佐藤のほうが中居より先輩だが、年齢は中居が1つ先輩。10代の頃は同じくヤンチャで、地元では隣の中学校に通うほど、近い場所に住んでいた。佐藤は当時バイクを乗り回しており、アイドルデビューしてからも、バイクに乗っていたため、中居が心配したこともあった。

 そんな二人が最初に話をしたのは、ともにジャニーズJr.の頃、レッスン場でだった。中居が「中学どこ?」と尋ね、佐藤が「一中」と答えると、中居が「俺、近くの明中!」と、地元が一緒であることが分かり、ともに電車で帰るようになった。しかし、佐藤が光GENJIでデビューしてからは、当然レッスンに来なくなる。そして88年には、SMAPが結成。のちに光GENJIのバックダンサーになった。

 地元の後輩がトップアイドルで、先輩がバックダンサーという関係になったが、コンサート会場の楽屋などでは、相変わらず仲良く話し込むこともあった。

 90年、光GENJIが日本を代表するアイドルになり、ゆっくり話すことは少なくなってしまったが、二人の友情が壊れることはなかった。中居が佐藤の実家に泊まりにいき、夜遅くまでしゃべったり、翌朝「海、行きてー!!」と、朝5時に起きて、二人で自転車をこいで湘南まで走った。地元なので所要時間はおよそ10分、海に着くと浜辺で気持ち良く爆睡した。目が覚めると昼で、周りは海水浴客だらけ。二人はあわてて、佐藤の家の近所の市営プールに避難する。しかし、「夕景の写真、撮ろ!」と、夕方には再び海へ。絵に描いたような青春の一幕である。

 中居が仕事の壁にぶち当たり、電話をすると佐藤がすぐに飛んできてくれ、話しているうちに中居が号泣したこともあったそうだ。中居が知り合いの前で泣いたのはこのときだけだという。SMAPの解散が発表された今、二人の胸にはどんな思いが去来しているのだろうか。

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