SMAPが解散を発表して以来、ジャニーズ事務所がてんやわんやだ。メンバーがそれぞれ声明を発表している中、とくに木村拓哉（43）の身辺が騒々しく、お抱えのメディアで弁明インタビューが掲載されると一部メディアで報じられた。この動きに対し、1月の謝罪会見、6月の公開炊き出しに次ぐ“好感度ダダ下げ対応”になるのではないかとファンは敬遠ムードだ。

■ハワイで”御用メディア”の弁明取材？

『週刊文春』（文藝春秋）のインタビュー（2015年1月）で「SMAP解散のきっかけを作った」と目されているメリー喜多川副社長（89）とともに、一部で“裏切り者”のレッテルを貼られている木村。今回の解散発表や度重なる香取慎吾（39）との険悪疑惑、『SMAP×SMAP』（フジテレビ系）における他メンバーとのやり取りが、否が応でも距離感を感じさせる。

　8月14日以降、各種報道が乱立ぎみ。「ジャニーズタレントがいるイベントには、SMAPに関するコメントを求めてきたワイドショー系のマスコミ陣が目立つ」（報道関係者）という。

　一連の報道の中には、木村が藤島ジュリー副社長（50）へ「4人はクビにしてください！」と発言したという話、同グループの元マネージャーである飯島三智氏（59）が「私は拓哉に裏切られた」と周囲に漏らしているという話もあり、事実であるなら悲惨すぎる状況だ。

　木村は19日夜、ラジオ番組『木村拓哉のWhat's UP SMAP!』（TOKYO FM）で「すべてのSMAPファンのみんなに、ただただ申し訳ないという気持ちしかありません。本当に、ごめん…」などと謝罪。今後さらに、ジャニーズが木村の滞在するハワイにお抱えメディアを呼んで敢行したと言われるインタビュー記事を出す可能性もあるという。

「“公開処刑”と揶揄された生中継の謝罪会見、熊本震災地での公開炊き出しは木村さんの好感度をただ下げるばかりだった。今回のインタビューは、『中居正広の金曜日のスマイルたちへ』（TBS系）のベッキーのように、グループ解散の事情を納得できる形で説明し、木村さんを”裏切り者”扱いするファンの信用を少しでも取り戻すことが求められるでしょう。かなり難題であることはたしか」（前出・関係者）