【プロ野球】KANSHAしてます! 神宮球場で目撃したヤクルトナインの感謝の気持ち (1/2ページ)

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神宮球場で目撃したヤクルトナインの感謝の気持ち
神宮球場で目撃したヤクルトナインの感謝の気持ち

 高校野球を見ていると思うことがある。“礼に始まり礼に終わる”。これが大事なのだと。相手を敬う気持ちや、感謝の気持ちの現れだ。今回は筆者が今シーズン、神宮球場で目にした感謝の表現をご紹介しよう。

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■試合前の坂口智隆

 今シーズン、センターのレギュラーを担っている坂口智隆(=写真)は、神宮球場で1回表の守備に入るとき、必ず帽子を取って一礼をする。

 この一礼は、ヤクルト応援団のいるライトスタンドに向けて行われるだけではない。ビジター側のレフトに向けても一礼するのだ。対戦相手のファンに向けたものなのか、それともグラウンドに向けたものなのか、はたまた野球の神様に向けたものなのか。真相はわからない。しかし、何かに礼をしているのは間違いない。

 オリックス時代からのルーチンワークなのだろうか。いつか、ヒーローインタビューでその謎にせまって欲しいものだ。

■試合中の山崎晃太朗

 イニング間のキャッチボール。神宮球場のヤクルトベンチは一塁側にあるので、ライトとベンチの選手がキャッチボールを行う。ベンチから出てくるのは三輪正義がほとんどだ。ライトは雄平が離脱してから日替わりでスタメンが変わっている。「感謝の気持ち」を目にしたある日は、新人の山崎晃太朗がライトについていた。

 いつもどおりキャッチボールが終わり三輪がベンチに戻るとき、山崎が帽子のつばに手をやり一礼をした。三輪は手を上げて返礼する。新人の山崎にとってはどの先輩選手に対しても行う振る舞いなのかもしれない。

 だが、イニング間のキャッチボール後に一礼をする姿には好感を抱いた。何気ない仕草だが礼を重んじる姿勢は素晴らしい。外野レギュラー争いにぜひ加わってほしいものだ。

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