【永田町炎上】タレント弁護士は”向日葵バッジ”を付けたペテン師か (1/3ページ)

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【朝倉秀雄の永田町炎上】

■懲戒処分を食らった女性タレント弁護士の旺盛すぎた金銭欲

「世に悪は絶えない」というのは、『鬼平犯科帳』の中西龍アナの名ナレーションだが、昨今は国会議員だけでなく悪徳弁護士の跳梁跋扈が目に余るようだ。8月2日、「東京弁護士会」は会員の大渕愛子弁護士に不当に着手金を受け取ったとして「業務停止1カ月」の懲戒処分を言い渡した。

 大渕は「美人弁護士」などともてはやされ、稀代の大衆迎合政治家・橋下徹前大阪市長や「オバマ大統領は奴隷の子孫だ」などといい加減なことを口走ってひんしゅくを買った丸山和也参議院議員らと同様、弁護士の本来の使命を忘れ、タレント気取りで日テレ系の『行列のできる法律相談所』に出演していた軽薄な女だが、依頼人が「日本司法支援センター(法テラス)」の代理援助制度を利用した場合には名目の如何を問わず「法テラス」から支払われる着手金・報酬金・実費以外の金銭を受け取ってはならないのにもかかわらず不埒にも着手金の不足分や顧問料の名目で計17万8500円をむしり取ったらしい。

 しかも依頼者の返還請求にも言を左右にして応じず、弁護士会の役員の説得でやっと返したというのだから恐るべきカネへの執着心である。

 そもそも「法テラス」というのは、経済的に資力の乏しい者でも法的サービスが受けられるよう援助する制度だ。大渕は「『法テラス』の趣旨をよく理解していなかった」などと苦しい言い訳をしているが、いやしくも弁護士登録している以上、法テラスの趣旨を知らないわけがない。

 おそらくカネに貪欲な大渕は知らなかったことにして、あわよくば17万円余をそのまま懐に入れてしまおうとの魂胆だったにちがいない。

 いずれにせよ、彼女のような「守銭奴」が法曹界に棲息していたのでは、貧しい者は安心して「法テラス」を利用できなくなる。

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