関係者から情報漏れ?SMAPの求心力低下で”スキャンダル危機”

デイリーニュースオンライン

Photo by rkramer62
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 8月14日の解散発表からおよそ2週間。SMAPにまつわる解散報道の続報はいまだ収まる気配がない。というのも、ジャニーズ事務所が長年“操作”してきたテレビ報道のあり方に変化が起きているからだ。これまで、様々な手を使ってSMAPを守り抜いてきたジャニーズも、“喧嘩別れ”のような状況での解散について、”火消し工作”のトーンを落としているという話がある。

「先日、ハワイで休養していた木村拓哉(43)が帰国した際に迎えたマスコミ陣を見て、違和感を感じた」と語るのは、テレビ局に勤める芸能デスクだ。

「今までSMAPの映像をテレビのワイドショーで使うことは、ハードルがかなり高かった。ところが、今回は木村拓哉が帰国する日や飛行機の便などもすべて事前に事務所側が教えてくれたんです。まるで報じてほしいのか? と思いました」

 10台近くのテレビカメラが待ち構える中、木村は到着するなりテレビカメラにコメントを残した。

「これには本当に驚きました。素通りしてもよかったワケですから。テレビカメラとは別の場所で、スポーツ新聞の報道陣にも木村は丁寧に質問に答えていました」(週刊誌記者)

■メディアに歩み寄ったSMAPのエース

 そんな中、木村は、帰国後に放送されたラジオで、メンバーで唯一ファンからの応援・批判のメッセージを紹介しコメントした。潔さを見せ、自身の印象を良くするだけでなく、マスコミとの融和を図ることに必死なのかもしれない。

 ただし、背景にはこんな可能性もあるという。

「テレビ局関係者との関係悪化です。これまで編成マンとの間には情報が外部に漏れないように鉄壁のガードが敷いてあったんですが、ここから情報が漏れている気配がある。そして解散となれば、ジャニーズ事務所はもはやSMAPをガッチリ守る必要もない。メンバーのスキャンダルが今後、漏れやすくなる可能性は十分に考えられると思います。マスコミも彼らのスキャンダルを容赦なく狙いにいくでしょう」(前出・芸能デスク)

 たしかに先日、元メンバーの森且行氏(42)の不倫が女性誌に暴露されたばかり。事務所と言う強固な鎧が剥ぎ取られていく中、裸のSMAPはマスコミの執拗な追跡をかわすことができるのか。

文・佐々木浩司(ささき・こうじ)
※1980年群馬県生まれ。スポーツ誌の契約記者を経てフリーに。現在は主に、週刊誌やビジネス誌で活動中。得意分野は芸能、プロ野球、サッカーなど。主な著書に『洗脳のすべて』(宝島社)など。
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