【プロ野球】《セ・リーグ最下位を占う》4チームに可能性がある!? セ・リーグの最下位攻防戦がアツイ! (1/2ページ)
広島、巨人の上位はほぼ決したセ・リーグのペナントレースだが、3位以下は4チームが僅差の争いを繰り広げており、予断を許さない。9月4日の試合を終えた時点での3位以下の順位とゲーム差はこんな感じだ。
3位:DeNA
4位:ヤクルト 2.0ゲーム差
5位:阪神 2.0ゲーム差
6位:中日 1.0ゲーム差
(9月4日終了時点)
DeNAと阪神の失速、ヤクルトと中日の健闘により4チームの差がギュッと凝縮。5ゲーム差の中でダンゴ状態となっている。
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■最下位は14年連続で2チームが独占
21世紀に入って以降、セ・リーグの最下位チームはこのようになっている。
2001年:阪神
2002年:横浜
2003年:横浜
2004年:横浜
2005年:ヤクルト
2006年:横浜
2007年:ヤクルト
2008年:横浜
2009年:横浜
2010年:横浜
2011年:横浜
2012年:DeNA
2013年:ヤクルト
2014年:ヤクルト
2015年:DeNA
2001年に阪神の名前があるが、その翌年からの14年間は、DeNA(横浜)かヤクルトしかセ・リーグの最下位になっていないのだ。
しかし、今シーズンの最下位争いは、この常連2球団の下に阪神と中日がいるという図式。15年ぶりに、DeNAかヤクルト以外のチームの最下位が現実味を帯びてきているのである。
残り試合も10試合ちょっととなり、もちろん可能性としては中日の3位浮上もあり得るが、ここから順位を2ランク以上アップさせるのはそう簡単ではない。となると、3位(=CS進出)はDeNAかヤクルト、最下位は中日と阪神の争いと考えるのが自然か……。