築地問題の裏で小池百合子都知事の驚天計画が浮上!(1)豊洲をカジノに? (1/2ページ)

アサ芸プラス

築地問題の裏で小池百合子都知事の驚天計画が浮上!(1)豊洲をカジノに?

 就任から1カ月、新都知事がいきなり「大仕事」に着手した。土壇場になって、築地市場の移転延期を発表したのだ。多額の税金を投じて建設した新市場はどうなるのか──。なんと水面下では「カジノ場に改修」なる驚天のウルトラCが急浮上していたのである。

「全ての資産、能力をつぎ込んだ。いまさら『ちょっと待った』と言われても、どうすればいいのか‥‥」

 片や怒気をはらんだ口調で困惑すれば、

「11月は繁忙期なので、延期が決まってホッとした」

 と歓迎の声も──。

 8月31日、小池百合子都知事(64)が築地市場(中央区)を豊洲(江東区)に移転する計画を延期すると発表したことで、市場の移転賛成派と反対派双方からは、真っ二つに割れた本音が飛び出した。

 小池氏は11月7日の移転予定を土壇場で延期した理由について「安全性への懸念」「巨額で不透明な費用の増大」「情報公開の不足」の3つをあげている。

 豊洲市場は東京ガスの工場跡地に建設。だが、敷地内から環境基準の約4万3000倍の有害化学物質・ベンゼンが検出されるなど、土壌や地下水に含まれる汚染物質の懸念が増大した。都は土壌汚染対策を進め、14年11月から地下水のモニタリング調査を実施。その最終結果が発表される来年1月中旬を待たずして移転が決まっていることに、小池氏は不快感をあらわにしたのだった。

 会見では、膨らんだ移転費用にも言及。総費用は3926億円から5884億円にハネ上がり、特に建設費は11年時点の990億円から16年は2752億円と、当初の計画から約3倍にまで膨張していることを問題視した。

 すでに築地市場の跡地には、20年・東京五輪に向けて選手村が建設される臨海部と都心部を結ぶ環状2号線が開通予定だが、移転延期で完成が間に合わないおそれも出てきた。それでも延期に踏み切った小池氏について、東京新聞編集委員の五味洋治氏はこう語る。

「築地問題の裏で小池百合子都知事の驚天計画が浮上!(1)豊洲をカジノに?」のページです。デイリーニュースオンラインは、週刊アサヒ芸能 2016年 9/15号小池百合子都知事石原慎太郎カジノ社会などの最新ニュースを毎日配信しています。
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