【プロ野球】覚えてる!? シーズン終了間際の今だからこそ振り返る2016年の開幕カード《セ・リーグ編》 (1/2ページ)

デイリーニュースオンライン

2016年の開幕カード《セ・リーグ編》
2016年の開幕カード《セ・リーグ編》

 セ・リーグは広島が25年ぶりに優勝。地元・広島を始め各地の鯉党は大いに盛り上がっていることだろう。パ・リーグは日本ハムとソフトバンクが激しく優勝争いを演じている。

 その他のチームのファンはCS争い、タイトル争いに目を向けつつ、早くもドラフトや来シーズンを見据えているかもしれない。

 そんな時期だからこそ、あえて優勝の可能性がどのチームにもあった開幕カードを振り返りたい。今回はセ・リーグの6チームだ。

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■東京ヤクルトスワローズ

 2015年の“セ界王者”として開幕を迎えたがよもやの3連敗スタート。しかも、顔ぶれが変わったとはいえ、昨シーズンは鉄壁だったリリーフ陣が打たれての敗戦。古くからのヤクルトファンは「今シーズンはやばそうだな」と思いながらも、少しだけ楽観していた。

 振り返ると、1992年のヤクルトは昨シーズンと同じく14年ぶりのリーグ優勝。そして、翌1993年は開幕3連敗から始まるもリーグ連覇を達成。この符号を吉兆ととらえていたからだ。

 しかし、ことはうまく運ばず投手陣崩壊、ケガ人続出で連覇はおろかCS進出も危ない9月を迎えることになった。

 今年の広島、昨年のヤクルトを見ても、優勝するチームはケガ人を出さないものだ。優勝するために重要なことは“強打の打線”でもなく“鉄壁のリリーフ陣”でもなく1年間ケガなく戦うことなのだろう。

■読売ジャイアンツ

 開幕戦で新外国人選手のジョーンズが4番に座った。“来日1年目の新外国人選手の開幕戦・4番”は、長い巨人の歴史の中でも初めてのこと。“由伸ジャイアンツ”は昨シーズンの王者・ヤクルトに3連勝し、次カード初戦を加え4連勝と絶好のスタートを切った。

 昨年までで、巨人の“開幕4連勝スタート”は10度あり、そのうち9度は優勝している。この吉兆データを見ると、巨人が優勝する可能性は高いとも思われたが…。

 もう少しデータを紐解いてみると、開幕4連勝を決めながら優勝できなかった“過去の1度”は、高橋由伸のルーキーイヤーだった。そして、2度目のケースとなった今シーズンは、奇しくも高橋由伸の監督初年度に訪れてしまった……。

 さて、巨人はCSで巻き返すことができるだろうか。

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