【プロ野球】【全米騒然】ホセ・フェルナンデス(マーリンズ)の早すぎる死から涙のホームランへ (1/2ページ)

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ホセ・フェルナンデスの早すぎる死から涙のホームランへ
ホセ・フェルナンデスの早すぎる死から涙のホームランへ

 日本時間9月25日の夜、ショッキングなニュースが海の向こうアメリカから飛び込んできた。イチローが所属するマイアミ・マーリンズのエースであるホセ・フェルナンデス(24歳)がボート事故により急逝したのだ。

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■ホセ・フェルナンデスとは?

 ホセ・フェルナンデスと聞くとロッテ、西武、楽天、オリックスで活躍したあのフェルナンデスを思い浮かべる読者の方もいるだろう。筆者も最初のニュースではそう勘違いした。

 まさか、シーズン中にボート事故に見舞われるわけがないと思ったからだ。今回の悲報は、別人のホセ・フェルナンデスであった。

 フェルナンデスはキューバから15歳で亡命。アメリカの高校に通い2011年にマーリンズからドラフト1巡目指名された。

 亡命時にボートから落ちた母親を、フェルナンデスが海に飛び込み助け出した話は有名だ。

 2013年にMLBデビューを果たし新人王を獲得。2014年はトミー・ジョン手術を受けシーズンの大半を欠場するも、2015年に復帰。復帰後は手術前と同じような投球を見せ、2016年の飛躍が期待されていた。

 その期待に応え、フェルナンデスは今シーズンもまさにエースの投球でマーリンズの投手陣を支えていたのだ。

 フェルナンデスの今シーズンの成績を見てみよう。

【2016年成績】
29試合:16勝8敗/防御率2.86/投球回182.1/奪三振253/与四球13/与死球6

 奪三振率は脅威の12.5を誇っている。

(※奪三振率:1試合(9回)における平均奪三振数)

 今シーズンの日本球界における主な投手の奪三振率は下記の通りだ。

【先発】
大谷翔平(日本ハム):10.9
則本昂大(楽天):10.1
藤浪晋太郎(阪神):9.9

【リリーフ】
ジャクソン(広島):11.7
松井裕樹(楽天):11.1
サファテ(ソフトバンク):10.3

 あらためて、フェルナンデスのすごさがわかるのではないだろうか。先発投手ながら日本屈指のリリーフ投手たちよりも奪三振率が高いのである。

(成績は9月26日現在)

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