【プロ野球】《ファーム本拠地球場&練習場を新設》オリックス、神戸から大阪へファーム移転でどうなる? (1/2ページ)

デイリーニュースオンライン

オリックス、神戸から大阪へファーム移転でどうなる?
オリックス、神戸から大阪へファーム移転でどうなる?

 今シーズンのファームは全日程が終了。あとは「みやざきフェニックス・リーグ2016」や秋季キャンプを残すのみとなった。

 今年は、ソフトバンクのファーム本拠地・タマスタ筑後の充実した施設が話題になった。来シーズン話題となると思われるのが、オリックスの新しいファーム施設だろう。

※野球の見方が変わるスマホマガジン『野球太郎Pocket』と『週刊野球太郎』でニュースやコラムが読み放題!

■神戸から舞洲への移転

 昨年の12月、オリックスは練習拠点とファーム本拠地球場を、神戸から大阪の舞洲(まいしま)へと移転することを発表した。既存の舞洲球場に加え、サブ球場、室内練習場、クラブハウスなどを新たに建設する計画だ。

 舞洲とは大阪市此花区にある人工島で、大阪市が2008年のオリンピック開催を目指した「大阪オリンピック構想」で、メイン会場となる予定だった場所だ。現在は、野球場、体育館、テニスコート、オートキャンプ場などの施設がある。また、夏には都市型音楽フェス「サマーソニック」の大阪会場としても活用されている。

■移転のメリット

 オリックスの練習拠点が舞洲に移転することのメリットは、京セラドームと近くなることだろう。神戸サブ球場から京セラドームまでは車で約1時間かかるが、舞洲球場からだと車で約15分しかかからない。

 そのため昼にファームの試合に出場したあと、京セラドームのナイトゲームに出場するのも容易になる。また京セラドームのナイトゲーム終了後に、寮に帰るのも楽になり、選手の負担は軽くなるだろう。

■舞洲プロジェクト始動

 この舞洲には、サッカー・Jリーグのセレッソ大阪の練習拠点があり、またバスケットボール・Bリーグの大阪エヴェッサの本拠地アリーナがある。オリックスの移転により、3つのプロスポーツチームが、同じ地域を拠点とすることになる。

 そこで大阪市と3チームが連携して、スポーツ振興や地域活性化に取り組む「舞洲プロジェクト」が来春より始まることとなった。舞洲エリアのイベント情報の発信や、3チーム共通ポイントを付与しグッズと交換するなどのアイデアがあるらしい。

 野球、サッカー、バスケットボールの連携はスポーツファンにとっても楽しみだ。選手にとってもお互いの競技やトレーニング方法などで刺激になる部分もあるのではないだろうか。

「【プロ野球】《ファーム本拠地球場&練習場を新設》オリックス、神戸から大阪へファーム移転でどうなる?」のページです。デイリーニュースオンラインは、オリックス・バッファローズ野球太郎プロ野球スポーツなどの最新ニュースを毎日配信しています。
ページの先頭へ戻る

人気キーワード一覧