妄言連発の鳥越俊太郎が選ぶ「流行語大賞」とは何なのか (1/2ページ)
「空いた口が塞がらない。僕は、最初から言っていたが、所詮、あの程度の人間なのである」
この東国原英夫氏(59・注1)のツィートに頷いた人は多かった。「あの程度の人間」とは鳥越俊太郎氏(76)のことで、彼が東京都知事選を振り返って、
「選挙が終わったら“あ、終わった”と普通の生活に戻っていますよ。実は本気で勝てるとは思っていなかった」
「だって、選挙のずっと前から小池さんのパフォーマンスをテレビが追っかけていましたからね。(略)伏魔殿という(印象の)都議会と戦うか弱き女性というひとり芝居を見せられた。だから、もう決まってたんです」
と発言したからだ(注2)。確かに当選した小池百合子都知事(64)、野党候補一本化のために席を譲らされた宇都宮健児氏(69)、鳥越氏のために必死で動いた選挙運動員、何より東京都民を愚弄している。
鳥越氏は言葉が商売のジャーナリストにしては発言が軽く、無責任。過去の「バージンだと病気と思われるよ」と女子大生に迫ったとされる件などはまだ事実か確定してないが、他にも、
「まだちゃんとした公約とかはできてません」
「私は昭和15年生まれで、終戦(昭和20年)の時、20歳でした」
「(公約は)がん検診100%!」
「がんサバイバーへの大変な差別だ!」
「東京をカイヨー(変えよう)」
「週刊誌は事実じゃないことを書きます」
「ネットはしょせん裏社会」
などなど。都知事選前後に限っても、かつて週刊誌とネットニュースの編集長を務め、がん保険のCMに出演し、安倍晋三首相(62)の病気を揶揄したことを棚に上げて言いたい放題。各方面から厳しい批判を浴びたのは周知の通り。
かくしてジャーナリストとしてもタレントとしても使いようが無くなったよう思える鳥越氏だが、まだ仕事はある模様。毎年恒例、<ユーキャン新語・流行語大賞>への関与だ。