東京メトロ「萌え系キャラクターの性的表現」制限は差別なのか|やまもといちろうコラム (1/2ページ)

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 山本一郎(やまもといちろう)です。地下鉄の中でチャック全開であることに後から気付いて、露出について思いを馳せる夕暮れ時です。

 その東京メトロで、いわゆる萌え系のイラストが公式キャラクターに使われたことが、性的表現の行き過ぎの指摘及び修正に追い込まれるという際どい話題がありました。

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 ここまでなら「まあ、萌え絵に嫌悪感を示される方も多数おられるわけだから、もう少し表現を一般受けする方向に調整されれば、それでいいんじゃないの」で終わる話です。ところが、どういうわけか、それが表現における差別の話にまで発展してしまい、これはこれで興味深いところであります。

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 萌え絵など「好きな人は好きだけど、嫌いな人は嫌い」という話から性的要素、性的表現が公共の場にふさわしいかという話に発展し、そこからさらに媚びるような表情が女性差別に結び付くあたりは昨今のこの手の話題の定番芸なのかもしれません。

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