【プロ野球】レジェンド左腕・今中慎二が語った、高校No.1左腕・寺島成輝の可能性と球速ウラ話 (1/2ページ)

デイリーニュースオンライン

高校No.1左腕・寺島成輝の可能性と球速ウラ話
高校No.1左腕・寺島成輝の可能性と球速ウラ話

 10月20日。年に一度のプロ野球・ドラフト会議が行われ、将来のスター候補が誕生したその日、東京のとあるイベント会場では、かつてのスター選手が球界マル秘トークを繰り広げていた。

 主役のひとりは、千葉ロッテマリーンズ・不動の正捕手として2005年と2010年の日本一に貢献。2006WBCでも日本代表の正捕手を務め、大会ベストナインに選ばれた里崎智也。その里崎が部長を務めるオンラインコミュニティ「乾杯!ほろ酔いプロ野球部」主催の人気トークイベント「里崎智也のプロ野球語り呑み」第7弾が開催され、ゲストとして1990年代の中日の左腕エース・今中慎二が登壇した。

 セ・パを代表するレジェンドスターのふたりが、当日行われたドラフト会議と、今年のプロ野球についてアツく語り明かした。

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■今中の“推しメン”は寺島成輝

 選手・コーチを含め、中日ひと筋の今中だが、出身は大阪府。それだけに、今年のドラフト1位でも注目するのは、ヤクルトが単独1位指名した大阪・履正社の左腕・寺島成輝だという。

 「甲子園で見て、一番伸びしろがあると思ったのが彼。体が大きくて、ボールに角度があるのが魅力」と、自身と同じ左腕の可能性について語った。

 「まだMAX145キロくらいだけど、プロで普通にやれば、150キロは超える」と続けた今中に、里崎がひと言、「でも、その“普通にやる”のが難しいんですよねぇ」。今中も大きく頷いた。

 鳴り物入りでドラフト指名されたにもかかわらず、プロで大成しない選手は毎年少なくない。その理由として、プロ入り後に球団コーチ、そして球界OBたちからのさまざまな“アドバイス”で自分を見失ってしまい、アマチュア時代の良さをなくしてしまう、というのはよく聞く話だ。

 「“普通にやる”のが難しい」という里崎の言葉に、今中だけでなく集まったファンも同意の歓声をあげた。

 では、今中自身はそんな“アドバイス”にどう対応したのか?

「僕ですか? 僕は一切、聞きませんでした。下手に『はいはい』と中途半端な返事をすると、また同じことを言ってくる可能性が高い。『はいはい』が一番良くない対応だと思いますよ」

 果たして寺島は、不要なアドバイスを的確に受け流し、自己の強みを貫き通すことができるだろうか?

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