レコ大のドンが完全降伏?三代目JSBの”1億円買収”で業界に激震 (2/2ページ)

デイリーニュースオンライン

 

■LDHの“コワモテ”ぶりにメディア萎縮?

 歴史ある賞の存続意義が失われるだけでなく、メディアの信頼性を揺るがすような疑惑なのに業界中がダンマリとは……。さらに、この状況にはEXILEグループの躍進で急速に大手に上り詰めたLDHの「コワモテ」ぶりも影響しているという。

「三代目人気メンバーのスキャンダルを掲載する予定だった週刊誌の編集部に“コワモテ”のLDH関係者たちが押しかけ、記事の取り下げを要求したという有名なウワサがある。それをきっかけに大手だけでなく中小のメディアも『LDHは厄介案件』として、ネガティブな記事を書きたがらなくなった」(週刊誌記者)

 7月発売の『週刊文春』ではLDHの元社員が役員からの悪質なパワハラ被害を告発し、ささいなことでの土下座の強要やラーメン10杯の完食を強制されるなどしたと訴えていた。そんなヤンキー的なノリも大手メディアの萎縮ぶりに関係しているのだろうか。だが、コワモテぶりと大手プロの威光でメディアを黙らせてもさすがに無傷とはいかずに、EXILEグループは正念場に立たされそうだという。

「これだけの騒動になれば『レコード大賞』へのエントリーは難しい。さらに大晦日の『紅白歌合戦』の出場も、NHKが一番嫌うタイプのスキャンダルなので危うくなっています。また、HIROの最大の目標は2020年東京オリンピック開会式に三代目やEXILEを送り込むことでした。すでに五輪関係者とのパイプも築き、準備万端といったところでしたが、クリーンなイメージが失われてしまったことで頓挫しかねない気配。この騒動をきっかけにEXILEグループが崩壊する危険性すらあります」(前出・記者)

 どうやら、いくら大手プロの圧力があっても「なかったこと」にはできなさそうな状況である。悲願の東京五輪開会式への出演がフイになるばかりか、グループ全体の凋落を招きかねない緊迫した状態といえそうだ。

文・橘カイト(たちばな・かいと)
※1979年島根県生まれ。編集プロダクションを経て、フリーに。週刊誌などで芸能関係の記事を執筆。また、民俗学などにも精通し、日本のタブーにも数多く取材。主な著書に『真相!禁忌都市伝説』(ミリオン出版)ほか多数。
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