【プロ野球】勝手に妄想! 日本ハムの編成から見えてくる「ポスト大谷翔平」は中田の後輩!? (1/2ページ)
日本ハムの編成には特徴がある。非常に合理的であり、特定の選手ひとりに依存しないシステムを作り上げていることだ。時には主力選手といえども引き止ず放出する。
そんな日本ハムの編成方針から見えてくる「過去」と「未来」を、妄想を交えて探ってみたい。
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■ポスト陽岱鋼は岡大海、淺間大基、そして大田泰示
大方の予想通り、という表現が適切だろうか。陽岱鋼(日本ハム)がFA宣言をした。陽は会見で「来年の構想に自分の名前がなかった。自分のため家族のためにFAを悩みに悩んで決断した」という趣旨の発言をしている。
この発言にある「構想外」が真実かは不明だ。だが、日本ハムの編成を預かる吉村浩GMなら「1軍主力メンバーの陽を戦力構想に入れない」という考えがあったのかもとうなずける。陽の流出に備え「ポスト」を3年前から準備していたからだ。
FA宣言をした陽の代役を務めるのは岡大海(2013年ドラフト3位)、淺間大基(2014年ドラフト3位)そして、先日、巨人からのトレードが発表された大田泰示だろう。
陽がFA権を獲得する2016年オフから逆算し、2013年のドラフトから補強、育成を行ってきた。大田泰示は巡り合わせかもしれず、また、どのタイミングからトレードを目論んでいたのかも定かではないが、結果としてポスト陽の候補となるのは間違いない。