SMAP名称継続はキムタクのみ?メンバー出演番組の”気になる動向”

デイリーニュースオンライン

Photo by Pixabay
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 11月15日に行われた文化放送の定例会見で、SMAP・稲垣吾郎(42)のレギュラー番組『稲垣吾郎のSTOP THE SMAP』が、3月まで継続されることが発表された。但し1月以降は、番組名を変更し、「SMAP」という名称を使用しない形になる。また4月以降の放送継続については未定としている。新たな番組でも従来のスタイルを変えず、稲垣吾郎の「一人しゃべり」がメインとなるようだ。

 1991年に放送が開始された当初は、SMAPメンバー全員が持ち回りでパーソナリティーを担当していたが、2012年からは稲垣が単独で担当する形となっている。それに従いタイトルの頭には、稲垣の名前がつく形となった。

 解散に伴い、メンバーのレギュラー番組の継続が懸念される中、ファンにとっては1つ安心したニュースとなったようだ。

 また稲垣同様に、中居正広(44)がパーソナリティをつとめる『中居正広のSome girl' SMAP』(ニッポン放送)も、SMAPの名前を外し継続される。特に中居番組は名義変更対応が早く、テレビ番組『金曜日のスマたちへ』(TBS系)も、独立騒動の最中に『金曜日のスマイルたちへ』に変更している。こうしたことからも、SMAPという名前が取れてもいいように早い段階で準備をしていたとも考えられる。

「中居は騒動中も、事務所移籍に関する話題が散々伝えられてきました。番組名の変更も、SMAPの名前を使うなといつ言われても大丈夫なように、局側が対応したのでしょう。そういう点では、中居は局側との協力体制が最も取れています。解散以降も良好な関係を築いていけるのではないでしょうか」(芸能関係者)

 その一方で、「SMAP」の名前を継続使用する番組もある。それが、草なぎ剛(42)と香取慎吾(39)がパーソナリティをつとめる『SMAP POWER SPLASH』(bayfm)だ。

■SMAPの名称を使えるのは木村だけ?

 SMAP解散後の芸能活動が懸念されていた香取だったが、放送開始から22年経つ長寿番組として知られている同番組は、解散後も継続して出演するという。

「このままいけば、ジャニーズとの契約期間である9月までは、番組は継続するでしょうね。ただSMAPというグループ名が入っていますから、草なぎ・香取コンビで番組が継続しても当然、名称は変更されるでしょうね」(前出・芸能関係者)

 また、継続意思は出ているものの詳細が伝えられないのが木村拓哉(44)の番組『木村拓哉のWhat’s UP SMAP!』(TOKYO FM)だ。これに対して、関係者は次のように予想している。

「この番組は番組名も変わらないのではないでしょうか。ジャニーズに残ることが前提の木村なので、おそらく藤島ジュリー景子副社長(50)あたりから特例が働くかもしれません。他のメンバーが事務所を退所し、SMAPの名義が使用できなくなっても、木村だけは継続使用が可能とすることも考えられます」(前同)

 彼らのラジオ番組は、テレビ番組とは一味違った面を見せてくれる部分が魅力でもある。ファンとしては、メンバーがバラバラになっても、せめてSMAPの名称は残してほしいというのが本音なのだろう。

文・阿蘭澄史(あらん・すみし)
※1974年滋賀県出身。フリー記者。某在京スポーツ紙の契約記者を経て、現在は週刊誌等で活躍中。主な著書に『真相!アイドル流出事件簿』(ミリオン出版)、『事務所をクビになった芸能人』(竹書房)、『芸能人のタブー』(宙出版)など。
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