中居正広が号泣?『SMAP×SMAP』最終回収録で見えた関係図

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『SMAP×SMAP』最終回収録で見えた関係図
『SMAP×SMAP』最終回収録で見えた関係図

 20年間人気を博した『SMAP×SMAP』(フジテレビ系)の最終回(12月26日放送予定)の様子が徐々に明らかになってきた。一部報道によると同番組は12月1日、都内のスタジオで収録されたようで、ゲストとの歌のコーナー収録後、グループとしてのラスト歌唱として「世界に一つだけの花」を5人だけで歌ったという。

「収録スタジオで200人近いスタッフが見守る中、”ラスト歌唱”として5人は『世界に一つだけの花』を熱唱したようです。歌っているときからメンバーは涙ぐんでおり、とくに中居正広(44)は歌い終わると後ろを向いて約30秒間、肩を震わせながら泣いていたと伝えられています」(スポーツ紙記者)

 そんな感動的なシーンがお目見えする同番組最終回は6時間以上の枠で盛大に放送するとされている。しかし、この6時間という異例の長時間が悲惨な結末をよぶのではと懸念する声も多い。

「スマスマ最終回は、通常の番組としてひっそりと終わっていくものと見られていましたが、フジテレビは勝負を掛けて大型の特番枠を取りました。まだ内容は未定ですが、20年と長きに渡って放送されていた番組だけに盛大なフィナーレにしたいというのが制作側の考え。SMAP全員を揃えられる最後の機会だけに、スペシャルにすれば相当な視聴率が見込めます。フジテレビとしてもSMAPに”有終の美”を飾ってもらい、”奇跡的な名場面”を抑えたいと考えているでしょう」(前出・記者)

 フジテレビが狙う”奇跡的な名場面”とは、最後の最後まで不仲説がくすぶる木村拓哉(44)と香取慎吾(39)が完全和解した場面、もしくは和解を感じさせるような仲睦まじいやり取りだ。20年間の歴史を持つ『SMAP×SMAP』だけに日本中を感動させる演出は必要不可欠になる。

 しかし、そんな制作陣の思いとは裏腹に、『SMAP×SMAP』収録現場は最悪の空気の中で当日を迎えられている。

■不仲のまま番組終了、解散の最悪パターンも?

 『SMAP×SMAP』は感動の最終回どころの話ではなく、現場の不穏な状態のままさらすことになるかもしれない。そんな緊迫感の中でメンバーは1日、最終回の収録日を迎えた。

「香取慎吾(39)は収録中は無表情なことが多く、キムタクの顔を一切見ない状態が続いていた。キムタクだけが盛り上げようと空回りするなど現場は痛々しい状態だった。そんな状況で、長丁場の特番を撮影してどうなるのか。険悪な雰囲気のメンバーを見届けるのはひじょうに辛いでしょう。収録後に番組内で彼らが和解したという話も伝わってきません。SMAPとしてのお別れの挨拶も予定になく、この日の収録で唯一の感動シーンが『世界で一つだけの花』のラスト歌唱だった可能性があります、最終回の大型特番といっても過去VTRが中心で、収録は歌のコーナーだけという可能性もあります」(前出・記者)

 超大型特番を予定しているフジテレビ。今後のためにもなんとかメンバーを鼓舞したいジャニーズ事務所。そして乗り気でないSMAPメンバー。双方の思いは最後まで交わることはなかった。『SMAP×SMAP』最終回で日本じゅうに感動を与えられるのか。彼らが笑顔で最後の花道を飾れるのか、不安は尽きない。

文・海保真一(かいほ・しんいち)
※1967年秋田県生まれ。大学卒業後、週刊誌記者を経てフリーライターに。週刊誌で執筆し、芸能界のタブーから子供貧困など社会問題にも取り組む。主な著書に『格差社会の真実』(宙出版)ほか多数。

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