盗聴・盗撮が証明された?ASKAのタクシー”車内映像の流出”が物議

デイリーニュースオンライン

「ASKA 12」より
「ASKA 12」より

 宮崎重明こと歌手のCHAGE and ASKAのASKA(58)が11月28日、覚せい剤取締法違反の疑いで逮捕された。連日、ワイドショーでは「ASKA再逮捕」が大きく取り上げられているが、そのなかで物議を醸しているのが、ASKAが逮捕前、自宅まで乗ってきたタクシー車内の映像がなぜか流出し、運転手とのやりとりが公共の電波によって流されていることだ。

 まもなくして、この映像(通称ドライブレコーダー)を流出したのはタクシー業界の大手・チェッカーキャブ社の運転手だと判明し、同社は30日、公式ホームページに“お詫びコメント”を掲載した。

「放送された映像の関係者の皆様におかれましては、大変なご迷惑とご心配をおかけしましたこと、心よりお詫び申し上げます」として冒頭から謝罪。さらにあの“盗撮映像”は「当グループ加盟の1社よりマスコミへ提供されたもの」と明らかにし、「映像提供を行った社に対しては、グループとして厳罰をもって対応し、記録映像の管理徹底を図らせる」としている。

 これに対し、各方面からは早速、非難の声が上がった。30日放送のバラエティ番組『バイキング』(フジテレビ系)では、俳優で番組MCの坂上忍(49)がこの“盗撮映像”について言及。「一つビックリしたのは、タクシーに乗っている映像。(番組で)使うこと自体、どうなのって思った」と苦言を呈した。さらに、「ああいうの(テレビで)流しちゃっていいのと普通に思った」とダメ出し、おぎやはぎなどの共演者も同意していた。

 裁判傍聴ネタで人気のお笑い芸人の阿曽山大噴火(42)は自身のツイッターで「え?え?え?ASKAが乗ってたタクシーのドライブレコーダーの映像が公開されるってどういう事?まさしく、盗聴盗撮が巷で横行してるというASKAの指摘通りなんですが」と疑問を投げかけ、多くのリツィートを重ねている。

 ASKAの妄言かと思われた“盗聴・盗撮アピール”が、はからずもこんな形で証明されることになったのは皮肉でしかない。盗撮映像の流出に加担した関係者には厳罰を望んでやまない。

文・阿蘭澄史(あらん・すみし)
※1974年滋賀県出身。フリー記者。某在京スポーツ紙の契約記者を経て、現在は週刊誌等で活躍中。主な著書に『真相!アイドル流出事件簿』(ミリオン出版)、『事務所をクビになった芸能人』(竹書房)、『芸能人のタブー』(宙出版)など。
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