【プロ野球】栗山巧(西武)、井納翔一(DeNA)…。ベストナインでの得票数が「1票だけ」を深読み!? (1/2ページ)

デイリーニュースオンライン

ベストナインでの得票数が「1票だけ」を深読み!?
ベストナインでの得票数が「1票だけ」を深読み!?

 先日発表された2016年シーズンのベストナインは、大谷翔平(日本ハム)が投手部門と指名打者部門で史上初の二刀流受賞を果たし、話題をさらった。

 そんななか投票結果をチェックしていたら、筆者的には「1票」だけ入っている選手が気になった。

 ベストナインは「プロ野球取材歴5年以上の担当記者らの投票で決定」という選出方法があるので、記者も何かしら思うところがあったから投票したはず。

 そこで今回は記者になったつもりで、得票数が「1票の選手」の理由を考えてみる。

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■シーズンで活躍して…ナンボ?

 パ・リーグの外野手部門で唯一の「1票戦士」だった栗山巧(西武)。

 この票の意味は単純明快。プロ野球人生で初のオールスターゲーム出場を果たし、第1戦でホームランを打ったことが理由だろう。

 これはとてつもないインパクトだったが、ダントツ首位打者の角中勝也(ロッテ)、35歳にして盗塁王を獲得した糸井嘉男(オリックス)、日本シリーズで超劇的グランドスラムを放った西川遥輝(日本ハム)などが相手では、栗山に票が入らなくても致し方ない。

■「ジャーニー的守備位置」の影響か

 同じく西武からは、遊撃手部門で金子侑司に1票が投じられていた。

 糸井と分け合ったとはいえ、初のタイトル・盗塁王を獲得したことが得票につながったと考えられる。

 しかし悲しいかな、今季の金子は遊撃手としては21試合にしか先発しておらず、66試合に先発した右翼、27試合に先発した三塁よりも先発数が少ない…。

 本来なら外野手部門に票が入っているべきなので、「有力選手の多い外野手部門じゃ空きがないから、遊撃手に入れちゃえ」という記者の気持ちも感じられてしまう。

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