【プロ野球】オフの補強、今年はお休み? ソフトバンクの「燃えない」ストーブリーグ (1/2ページ)
FA、トレード、新外国人の加入と連日ストーブリーグの話題で盛り上がるシーズンオフのプロ野球界。例年、ストーブリーグの主役としてさまざまなニュースが報道されるソフトバンクだが、なぜか今年はおとなしい。
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■大補強の翌年は日本一
これまでソフトバンクは、大補強を行った翌シーズンは日本一となってきた。
リーグ優勝を果たすもクライマックスシリーズでロッテに敗れ、日本シリーズ出場を逃した2010年のオフ。内川聖一と細川亨をFAで獲得し、オリックスを自由契約になったカブレラも獲得。翌年はリーグ制覇、そして2003年以来の日本一となった。
秋山幸二氏が監督になって初めてBクラス(4位)に終わった2013年オフ。FAで鶴岡慎也と中田賢一、メジャーリーグから岡島秀樹、さらにはサファテ、ウルフ、スタンリッジ、李大浩とNPBで実績のある4人の外国人選手も加入。翌年は2011年以来3年ぶりのリーグ制覇と日本一を達成した。
そう考えると来季のV奪を目指すこのオフは大補強? と考えるのも無理はない。
しかし、今年はソフトバンクが過去にドラフトで指名した陽岱鋼を始め、多くの有力選手がFA宣言をしたにもかかわらず、獲得に名乗りを上げるというような報道が出てこない状況だ。
それどころか細川亨が退団し東北楽天イーグルスへ移籍。森福允彦もFAで移籍濃厚。それなのに新戦力の噂は、川崎宗則が復帰するのかという話以外聞こえてこない。