中居正広「文春は敵」の真意とは?担当記者が語る”SMAP解散の全内幕” (1/2ページ)

デイリーニュースオンライン

「週刊文春記者が見たSMAP解散の瞬間」より
「週刊文春記者が見たSMAP解散の瞬間」より

 今年、日本の芸能界を一番騒然とさせたと言っても過言ではないのは、SMAPの解散騒動だろう。一度は免れるも、メンバーの強い反対で決定してしまった解散に対し、様々な噂話や憶測が飛び交った。よほど関心が高いのだろう、SMAP解散に関する本は12月に10冊以上出版されるという。

 しかし、その中で唯一、SMAPのメンバーに直当たりをし、解散の軌跡に迫った一冊がある。『週刊文春記者が見たSMAP解散の瞬間』(文藝春秋)だ。これを記した『週刊文春』 のSMAP担当記者・鈴木竜太氏は「始まりのきっかけはメリー喜多川副社長(89)へのインタビューだった」と語る。

「僕たちがSMAPの取材をはじめたのは2015年1月、ジャニーズ事務所で行ったメリー副社長への5時間にも及ぶインタビューがきっかけです。メリー副社長とのやりとりの様子は本に記してありますが、事務所のトップが突然『SMAPは踊れない』と発言したり、元チーフマネジャーの飯島さんを呼び出して目の前で叱りつけたり、予想もしない展開が起こり、圧倒されました。と同時に、SMAPと事務所の間でただならぬことが起きているのだと感じ、その日から水面下で取材をしはじめたのです。解散騒動が勃発したのは、インタビューした日からちょうど1年後。ここに至るまでの経緯には、数多くの人間ドラマがありました」

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