【プロ野球】《裏タイトル・野手編》今年の二塁打王、三塁打王は? 気になる「裏タイトル」獲得者は誰だ!? (2/2ページ)

デイリーニュースオンライン

■パ・リーグ:野手の裏タイトル獲得者

【二塁打王】
浅村栄斗(西武):40二塁打
秋山翔吾(西武):32二塁打
柳田悠岐(ソフトバンク):31二塁打

 昨季は19二塁打に留まった浅村栄斗(西武)が約2倍増で断トツのトップ。秋山翔吾(西武)は2年連続の2位。

【三塁打王】
茂木栄五郎(楽天)/西野真弘(オリックス):7三塁打
藤田一也(楽天)/今宮健太(ソフトバンク)/松田宣浩(ソフトバンク)/角中勝也(ロッテ):5三塁打

 三塁打部門ではルーキーの茂木栄五郎(楽天)と2年目の西野真弘(オリックス)が1位。フレッシュな走力を見せつけた。

【最多四球】
柳田悠岐(ソフトバンク):100四球
中村晃(ソフトバンク):99四球
栗山巧(西武):83四球

 柳田悠岐(ソフトバンク)が大台3ケタの四球をもぎ取り、迫力を見せつけた。2位の中村晃(ソフトバンク)は昨年の66四球からピッタリ1.5倍増。選球眼が光った1年だった。

【最多死球】
大野奨太(日本ハム):13死球
ウィーラー(楽天)/中村晃(ソフトバンク):12死球

 勇者の勲章を得たのは大野奨太(日本ハム)。思い返せば開幕戦、ファウル判定されたところを“猛烈アピール”で死球に判定をチェンジさせたことが単独トップにつながった。

【最多犠打】
中島卓也(日本ハム): 62犠打
今宮健太(ソフトバンク): 38犠打
安達了一(オリックス): 35犠打

 昨年までは3年連続で今宮健太(ソフトバンク)がトップに君臨していたが、小技の名手・中島卓也(日本ハム)が断トツの犠打数でチャンピオンの座を奪い取った。ちなみに犠打失敗は、わずかに1個。神ってる腕前だ。

【最多犠飛】
内川聖一(ソフトバンク): 9犠飛
メヒア(西武)/鈴木大地(ロッテ)/デスパイネ(ロッテ): 7犠飛

 内川聖一(ソフトバンク)がしっかり4番の仕事をこなした。打点王は獲得できなかったが、106打点を稼いだ理由がここにもうかがえる。

【得点圏首位打者】
藤田一也(楽天):得点圏打率.330
陽岱鋼(日本ハム):得点圏打率.323
デスパイネ(ロッテ):得点圏打率.320

 藤田一也(楽天)、陽岱鋼(日本ハム)、デスパイネ(ロッテ)が集中力を見せたが、意外にもパ・リーグは低水準で決着。投手陣のここぞの踏ん張りが際立つシーズンだった。

文=落合初春(おちあい・もとはる)

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