GACKTや江角マキ子らが被害?芸能人が欲にかられた”巨額詐欺”

デイリーニュースオンライン

「キミだけのボクでいるから」より
「キミだけのボクでいるから」より

 2016年は、大物タレントの薬物疑惑・逮捕、また不倫騒動が世間を騒がせ、芸能界の闇を印象付けた。しかし、暗部はこれだけではない。カネにまつわる疑惑もその一例だ。ある週刊誌編集者が語る。

「タレントのDがあやしい投資に乗っかり、カップルで数千万円をだまし取られたようです」

 この編集者によると、Dは知人のテレビ局の社員から「年利10%超」との投資話を持ち掛けられた。Dは交際女性とともに5000万円を注ぎ込んだが、結果的に全額をだまし取られたのだという。

 他にも、今年8月に全国紙が報じた、投資コンサルタント会社が113億円をかき集めた先物取引関連の詐欺疑惑。歌手のGACKT(43)が時価3億5000万円とも試算される東京・世田谷の豪邸などを売却し、この投資に飛びついたものの水の泡になったことが週刊誌で報道された。この投資には、女優の江角マキコ(50)やギタリストの布袋寅泰(54)も被害に遭ったとも伝えられている。

「タレントは巨額の金を持っている一方、社会経験が乏しく安易に投資話に乗りやすい。詐欺師にはもってこいのカモです」

 と言い放つのは、芸能関係者だ。

■”洗脳詐欺”であの芸能人も一文無しに?

 過去には、歌手の矢沢永吉(67)がオーストラリアでの音楽学校建設という話に誘われ、35億円を投入し、だまし取られたケースもあった。その後、数年で全額を返済して“ビッグ”ぶりを見せつけて、怪我の功名となった逸話さえあるほどだ。

 また、洗脳詐欺の被害も目立つ。X JAPANのToshi(51)は、音楽プロデューサーを名乗る人物に傾倒し、ギャラをお布施として献上するだけでなく借金を重ねて自己破産に至った。女優の辺見マリ(66)も“拝み屋”なる怪しい人物に洗脳され、自宅の売却やタレントの娘への借金などで計5億円を持っていかれ、一文無しに陥った事実を『しくじり先生』(テレビ朝日系)で告白している。ある関係者は、

「芸能界は浮き沈みが激しく、タレントは『いつ仕事がなくなるか』という恐怖と日々戦っている。信頼の置ける人物だとみなせば、依存度が激しくなり結果的に金をむしられることがよくある」

 と明らかにする。次の被害者は誰だ?

文・真田栄太郎(さなだ・えいたろう)
※1978年神奈川県出身。大学在学中にフリーライターとして活動を始め、『東京ダークサイドリポート』(ワニマガジン社)、『週刊宝島』(宝島社)、『Hot Dog Press』(講談社)などに寄稿。現在は週刊誌の記者・編集者として事件、芸能取材に奔走する。

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