出演拒否が続出でジャニーズだけが頼み？「月9ドラマ」のショボすぎる内情 (2/2ページ)
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■4月期以降の「月9」はジャニーズ連投リレーに？
あまりの月9の惨状に次々とスポンサーも離れていると伝えられている。急ごしらえとなった1月期は仕方ないにしても、大爆死が続けば局の屋台骨がぐらつきかねない状況だ。
フジの制作スタッフは起死回生を狙って4月期以降のキャスティングに奔走しているが、名前が挙がっているのはジャニーズタレントばかりだという。
「旬の俳優や女優は月9主演と聞いただけで逃げ出し、軒並み出演NG。その窮地にフジが頼ったのが蜜月関係にあるジャニーズ事務所です。4月期と7月期の主演候補として、嵐の相葉雅紀（34）やHey! Say! JUMPの伊野尾慧（26）、山下智久（31）らの名前が挙がっています。さらに『ミスター月9』こと元SMAPの木村拓哉（44）が秋クールに登板するという話も出ている。このままいけば2017年の月9はジャニーズ一色になりそうです。しかし、ジャニーズを出せば視聴率が取れる時代はとっくに終わった。フジの『時代遅れ』感が加速しなければいいのですが……」（前出・テレビ関係者）
凋落のフジテレビがSMAP解散騒動でイメージが急落したジャニーズ事務所と「月9」で手を組む……まったく明るい未来が見えないシチュエーションだが、このまま看板枠の「月9」は過去の栄光となり果ててしまうのだろうか。
- 文・橘カイト（たちばな・かいと）
- ※1979年島根県生まれ。編集プロダクションを経て、フリーに。週刊誌などで芸能関係の記事を執筆。また、民俗学などにも精通し、日本のタブーにも数多く取材。主な著書に『真相！禁忌都市伝説』（ミリオン出版）ほか多数。
