【プロ野球】地域密着を推し進めながらDeNAの大躍進を牽引した球団リーダーが交代。この動きは吉と出るか!? (2/2ページ)

デイリーニュースオンライン

■「地域密着」と真正面から向き合う

 「I☆YOKOHAMA(アイラブヨコハマ)」のスローガンを掲げた池田前社長が率いたDeNAは、ファンクラブも改革。同時に様々なチケット企画を展開したほか、イベントを通じてファンサービスに努めた。チームを取り巻く環境は見事に活性化。横浜スタジアムから遠ざかっていたファンを取り戻し、観客動員数はこの5年間でかつてない増加率を記録した。

 連日押しかける満員のファンに押し上げられるように、チームは念願のCS進出。惜しくも日本シリーズ進出とはいかなかったが、快挙を成し遂げた池田前社長は、惜しまれつつも任期を終えた。

■そして、岡村信悟新社長の就任

 数々の快挙を成し遂げた池田前社長に替わり球団社長に就いたのは、元総務省のエリート官僚だった岡村信吾氏。DeNAの南場智子オーナーが見初めて、数年がかりで口説いた人物と言われている。エリートコースを駆け上がってきた頭のキレる官僚の岡田氏だが、企業の経営に直接関わる経験は少ないようだ。

 観客と向き合いながらライブで舵取りをしなければならないエンターテイメントの世界。岡村新社長がどんな策を繰り出すのか楽しみだ。

文・元井靖行(もとい・やすゆき)

【関連記事】
「【プロ野球】地域密着を推し進めながらDeNAの大躍進を牽引した球団リーダーが交代。この動きは吉と出るか!?」のページです。デイリーニュースオンラインは、池田純DeNA野球太郎プロ野球スポーツなどの最新ニュースを毎日配信しています。
ページの先頭へ戻る

人気キーワード一覧