【プロ野球】菊池雄星はメジャーで通用するのか!? 日本人左腕メジャーリーガーの成績を総ざらい! (1/3ページ)

デイリーニュースオンライン

日本人左腕メジャーリーガーの成績を総ざらい!
日本人左腕メジャーリーガーの成績を総ざらい!

 現在のプロ野球界で、最もメジャーリーグに近い選手といえば大谷翔平(日本ハム)。「いつ行くのか」が話題になっているが、そんななか突然(?)、菊池雄星(西武)のメジャー移籍話がスポーツ新聞の一面を飾った。

 最近は花巻東の後輩である大谷の陰に隠れているが、菊池自身も2009年のドラフト会議前にはメジャーリーグへの憧れを口にし、メジャーの8球団と面談した過去を持つ。それだけに結果を出せるようになった今、あらためてメジャーリーグで投げたい気持ちが膨らんできたと思われる。

 西武ファンの筆者としては、できるならチームを去らないでほしい。しかし、現時点でメジャーリーグに所属している日本人投手は全員が右腕なので、和田毅(ソフトバンク)以来の左腕の挑戦も見てみたい気持ちもある。

 そこで今回は、菊池のメジャー行きの参考になるように、過去にメジャーリーグに挑戦した日本人左腕徒手の成績とエピソードをおさらいしてみたい。

※成績はメジャーリーグでの通算成績

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■留学生から飛び級でメジャーリーガーに

■村上雅則(南海→ジャイアンツ)
メジャーでの実働期間:2年(1964~1965年)
54試合:5勝1敗/9セーブ/防御率3.43

 「マッシー村上」こと村上雅則は、日本人として初めて世界最高峰のマウンドに上がった日本人メジャーリーガーの元祖。

 1964年に野球留学で、ジャイアンツの春季キャンプに参加したことがすべての始まりで、3カ月で帰る予定だったのだが、シーズンが始まっても南海から帰国指令がなかった。

 そのためジャイアンツ傘下のシングルA・フレズノで投げ続けていたところ、夏の終わりにダブルA、トリプルAを飛び越えてメジャー昇格。9試合に登板し、1勝(0敗)1セーブを挙げる快挙を達成した。

 翌1965年はシーズン前に南海が球団に復帰させようとするも、契約問題で揉めてもう1年ジャイアンツでプレーすることに。すると45試合に登板して、またもや4勝(1敗)8セーブの好成績を挙げる。

 村上自身はそのままメジャーでプレーしたかったようだが、家族や球団の説得もあり断念。今となっては帰国したことがもったいなく感じる。

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