【プロ野球】復活を期すヤクルト打線。カギをにぎるのは川端慎吾と畠山和洋の2人だ! (1/2ページ)
■リーグ優勝から一転して下位に、
2015年は投打が噛み合い、14年ぶりにセ・リーグ覇者となったヤクルト。ところが、そこから一転、昨季は5位に沈んだ。
その要因のひとつは、2015年の3.31から4.73へとチーム防御率が下落したように投壊状態となったこと。それに加えて、主力野手にケガが相次いだことも悪影響を及ぼした。特に2015年の打撃部門のタイトルを獲得した川端慎吾と畠山和洋の戦線離脱のダメージは大きかった。
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■首位打者・川端慎吾が自打球を当てて右足骨折
2015年は首位打者&最多安打の「二冠」に輝いた川端。しかし、昨季は7月18日のDeNA戦で自打球を右足に当てるアクシデントに見舞われた。診断の結果は「右足舟状骨骨折」という重傷で登録抹消。結局、1軍に復帰したのは9月6日。約1カ月半にも及ぶ長期離脱となってしまった。
最終的に規定打席はクリアし、打率も.302(リーグ8位)とどうにか格好はつけたが、やはりペナントレースの勝負どころとも言える8月が全休となってしまったのはチームとしては痛かった。
このオフは、例年通り松山での自主トレを順調にこなしており、もうケガの影響はなさそうだ。
昨年12月には、2014年6月に入籍していた今日香夫人との挙式と披露宴を行い、気持ちも新たにしているに違いない。川端の「伝統芸」ともいえる超人的なバットコントロールを、ファンも今季も楽しみにしている。