シックス・ネーションズを語る~畠山健介~ (1/4ページ)

ラグビーリパブリック

ヨーロッパ最強を決めるラグビー欧州6カ国対抗戦「シックス・ネーションズ」が2月4日(土)に開幕。第2節では今大会の優勝を占う注目の一戦、「ウェールズvsイングランド」がウェールズのホームであるプリンシパリティ・スタジアムで行われた。

この試合の中継では、日本代表で「トップリーグ」と「日本選手権」の2冠を達成したサントリーサンゴリアス、畠山健介選手(PR/プロップ)がゲストとして初の解説に挑んだ。試合後、ゲームを振り返ってもらうとともに、今後のシックス・ネーションズの展望などを伺った。

――今日の試合が終わってみての率直な印象、感想をお願いします。

すごいゲームでした。ウェールズのほぼ勝ち、という内容でしたが、蓋を開けてみたらイングランドの逆転勝利ということで、ラグビーは何があるか本当にわからない。ひとつの判断ミスでああなってしまうのが強豪国同士のテストマッチなのかなと思いました。プレッシャーがある中でいかに良い判断を続けていけるか、その準備が大事なんですけどね。すばらしいハイレベルな試合を観させていただきました。

――両チームで印象に残った選手は?

うーん、そうですね。ウェールズは誰がということよりも、全体的にやろうとしていたことが出来ていたのかなと思います。番組の解説でも言わせて頂きましたが、タックルでは倒しにいかずに抱え込んで2人目が絡みにいく。抱えている1人目に対してイングランドがタックルしにいって、イングランドの選手は倒れている。ウェールズの選手の1人目は倒れているけど、2人目は倒れていないのでそのまま絡みにいける。それで、ターンオーバーが何度もありました。ウェールズはそのプレーが試合終盤途中までは出来ていたので、それでイングランドはテンポが出なかったのかなと思います。ウェールズ全体のやりたいことが見えていたので、全員が頑張っている印象がありました。イングランドは、場面、場面でタレントが変わりましたね。ネイサン・ヒューズ選手(No.8/ナンバーエイト)は前半良いボールキャリーがありましたし、80分通してはマロ・イトジェ選手(FL/フランカー)が高いワークレートを見せました。あと、リザーブで入ってきた選手が良い活躍をしましたね。

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