【世界の美食】本場中国で北京ダックを食べるなら中国政界御用達の「全聚徳」で決まり! (1/3ページ)
世界で最も有名な中華料理の一つ北京ダック。
今回ご紹介するのは清の時代から150年以上の歴史を誇る北京ダックの老舗中の老舗、全聚徳(ぜんしゅとく)です。
全聚徳の創業は1864年。
今では北京市内はもとより全世界に支店を持つほどのお店です。
その発祥の地は天安門広場の南側に延びる前門大街にあり、その外観は故宮(紫禁城)など明・清時代の建物を彷彿とさせます。
この「全聚徳」は外交の舞台として幾度となく使われており、店内には、毛沢東、周恩来など中国政界の要人は勿論のこと、日本からは海部俊樹元首相も訪れています。
もちろん日本・中国の要人だけではなく、アメリカのニクソン元大統領、ブッシュ元大統領、キューバのフィデル・カストロ元国家評議会議長、パレスチナ解放機構アラファト元議長などなど、そうそうたる世界の要人たちがこの場所を訪れています。
北京ダックを注文するとまず、北京ダックと一緒に食べる付け合わせが運ばれてきます。付け合わせは、白ネギ、キュウリ、カイワレ大根、唐辛子など。
その後北京ダックが運ばれてきます。