ジャニーズ事務所に所属するタレントにまたもや女性に絡む不祥事が報道された。写真週刊誌「FLASH」（光文社）が、ジャニーズJr.内の個別ユニットSixTONESのメンバーで、ベテラン俳優・京本政樹（58）の息子としても知られている京本大我（22）の出張マッサージ店での暴行トラブル疑惑を報じた。

「京本大我はジャニーズJr.の中でも歌がうまいことで評価を得ている期待の存在です。ジャニーズ以外の仕事も増えていて、昨年はミュージカルの『エリザベート』、現在は『スーベニア～騒音の歌姫～』といった舞台に出演するなど、ジャニーズJr.の枠を越えた活躍を見せていた矢先でした。報道によると大我は、昨年末に店を利用し、従業員女性の頭を手で押さえつけるなどの暴行トラブルを起こしていたようです。被害女性による告白記事ということで言い逃れできない状況に追い込まれています」（スポーツ紙記者）

　同誌によると、ジャニーズ事務所の代理人弁護士は『京本が出張マッサージを受けたことは事実』と認めているが、性的暴行については否定しているという。しかし、暴行被害を告白した女性は、夜も眠れないほどの精神的ショックを受けているとされる。

「ジャニーズでいえば昨年4月に、Hey! Say! JUMPの中島裕翔が泥酔したうえで女性への痴漢行為をはたらき、警察沙汰になったと報道されたばかり。ここ最近は、女性たちが憧れるジャニーズのイメージとは似つかないスキャンダルが多い印象ですが、報道が事実であれば大我のケースは最悪の部類。父親の京本政樹の仕事にも影響が出かねない不祥事です」（前出・記者）

　今回の不祥事には、“二世タレントのスキャンダル”という意味でも世間は厳しい視線を向けそうだ。

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文・阿蘭澄史（あらん・すみし）

※1974年滋賀県出身。フリー記者。某在京スポーツ紙の契約記者を経て、現在は週刊誌等で活躍中。主な著書に『真相！アイドル流出事件簿』（ミリオン出版）、『事務所をクビになった芸能人』（竹書房）、『芸能人のタブー』（宙出版）など。