【連載】『あの人の学生時代。』 ♯4:株式会社エニグモ 代表取締役 須田将啓 (1/5ページ)

学生の窓口

著名人の方々に大学在学中のエピソードを伺うとともに、今の現役大学生に熱いエールを送ってもらおうという本連載。今回のゲストは株式会社エニグモの代表取締役、須田将啓さんです。世界中の魅力的な商品を、世界135ヵ国約9万人のパーソナルショッパー(出品者)から手軽に買うことができる『BUYMA』。この爆発的な人気を集めるこのサービスの背景ともなる、旺盛な好奇心から将来の目標に向けてさまざまな体験を貪欲に積み重ねた学生時代にスポットをあててみました。

理系科目が得意であることが、自分のアイデンティティになった。

―学生時代の夢は、教授か経営者になることだったとお聞きしました。これはなぜでしょう?

当時、世の中にインパクトをあたえられる仕事がしたいと考えていて、僕にとっては教授と経営者がそれに相当する職業だったんです。僕は理系なので、新しいテクノロジーを開発して世の中を変えたり、あるいは誰もやったことのないビジネスを実現したり、そんな夢を思い描いていたんです。漠然とですが、30歳になったときには何らかの成果が出せるように20代を過ごそうと考えていました。

―では、理系に進むことになったきっかけは?

小学生時の頃、大好きな魚ばかり食べていたら、塩分の取り過ぎで腎臓病になってしまって……。2カ月ほど入院生活を送ったのですが、そのときにヒマなので算数ドリルばかりやっていたら、退院後に「算数博士」と呼ばれるくらいの得意科目になったんです。子どもの頃は特に人よりできる科目は楽しいですからね、そのまま理系科目に秀でていることが自分のアイデンティティになりました。

―しかし、結果的には教授ではなく、まずは広告代理店に進まれています。これは将来、経営者を目指すためだったのでしょうか。

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