嵐・大野智、ウチワをめぐる”あの問題”のせいで赤っ恥の衝撃
ジャニーズアイドルのコンサートに参加すると、ステージ上のアイドルたちがファンに向かって手を振ったり、ピースサインをしてくれたりすることがある。これは、ファンが持っている“うちわ”を見てアイドルが反応してくれる、いわゆる“ファンサービス”のひとつで、人気を集めるアイドルほど、丁寧にファンサービスをしてくれることが多い。
人気に直結する分、若手グループやジャニーズJr.が一生懸命にファンサービスをする姿はよく見かけるが、トップアイドルとなった今でも手厚いファンサービスに定評があるのが、嵐・大野智。手を振ったり、ピースサイン程度はまだ序の口で、大野の場合は彼の趣味である釣りにかけて、「釣って」と書かれたうちわに向かって魚を釣リ上げるマネをしたり、ドラマで演じたキャラクターのコスプレをしているファンを見つけて指をさしたりしてくれるのだとか。また、大野がファンに向かって抱きつくジェスチャーをする“エアハグ”をした際には、嵐メンバーが「リーダーすごい！」とベタ褒めしていたことも。トップアイドルをもうならせるファンサービスをするのが、大野なのだ。
しかしそんな大野でも、ファンサービスで失敗したことがあるのだとか。パーソナリティを務めるラジオ『ARASHI DISCOVERY』（3月7日放送、FMヨコハマ）の番組内で、あるコンサートで起こった赤っ恥体験を告白した。
芸能人の名前を間違えて覚えていたというリスナーから、「勘違いしたことや、長年間違って思い込んでいたことなどありますか？」といった質問が寄せられる。これに、「大野“智”ってどうなの？ “さとし”って読める？」と、自身の名前が一般的には「とも」と読まれることについて、大野自身も常々疑問に思っていると明かす。ジャニーズ事務所内にも、TOKIO長瀬智也、山下智久と、大野と同じ“智”の漢字が名前に入っている人はいるものの、2人とも読み方は「とも」。自分の名前が正しく読まれるかどうか、不安を抱いているよう。
そんな話題から、年末年始の恒例イベントである『ジャニーズカウントダウン』（以下『カウコン』）の話を始める大野。ジャニーズ事務所のアイドルが一堂に会する機会なのだが、ここでも大野は“智”という名前で苦労しているのだとか。
『カウコン』では、グループ単独で行うコンサートとは違い、さまざまなグループのファンが客席に混在している。そのため、「“智”っていう漢字をね、何個か見るワケ。『ボクのファンの子がいる』って手を振っても、全然目が合わない。『オレここにいるけど!?』って思っても全然合わないのよ。そしたら山Pのファンだったり、長瀬くんのファンだったりして。ちょっと恥ずかしいよアレ！」と、ファンサの神らしからぬ失敗を明かしていた。
ほほえましくもあるエピソードだが、大野はもちろん、長瀬と山下にとってもこの「“智”うちわ問題」は意外と深刻なのかも。ファンサービスを大切にしている大野のためにも、今年からはわかりやすいうちわを持参したほうが良さそうだ。
- 文・ジャニーズ研究会（じゃにーずけんきゅうかい）
- ※ジャニーズを愛する有志による記者集団。『ジャニーズ50年史』『完全保存版ジャニーズの歴史――光も影も45年』『ジャニーズに捧げるレクイエム』（鹿砦社）など多数の出版物を刊行。
【関連記事】
嵐・二宮和也、「SMAPの解散を悪いことのように言われるのはいやだな」
嵐・大野智、プライベートを誘ってくる友人・後輩の心からのお願い！
