侍ジャパン・松田宣浩の熱男は見納め?普段とは違う”WBCならではの現象” (1/2ページ)

デイリーニュースオンライン

「WBCならではの現象」が起きている!?
「WBCならではの現象」が起きている!?

 東京ドームで開催中の2017WBC。侍ジャパンは2次ラウンド進出を決め、ここから、さらに盛り上がっていきそうな雰囲気だ。

 大会序盤の試合を見ていると、普段のプロ野球の試合とは違って、「WBCならでは」というシーンが散見される。いくつかピックアップしたい。

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■守備のときに静かなスタンド

 通常、プロ野球の試合であれば、例えば東京ドームでの巨人対阪神戦なら、イニングの表の阪神攻撃時は阪神の応援団がレフトスタンドから声援を送り、裏になれば巨人ファンが声援を送る。対戦カードによって強弱はあっても、その応援が鳴り止むことはない。

 しかしWBCでは、日本の攻撃時は球場全体で応援し、相手の攻撃時はほぼ静寂という、普段とは異質の状況となっている。守備についている侍ジャパンメンバーには、この静けさに違和感を覚える選手も多いようだ。

 1次ラウンドのオーストラリア戦ではこんな現象も起こった。

 5回裏、先発の菅野智之(巨人)が球数制限のため1死一、二塁で降板。あとを継いだ岡田俊哉(中日)は、ワイルドピッチを含む四球で1死満塁とさらなるピンチを迎える。

 次の打者にも2球続けて明らかなボール。ストライクが入らない。飄々と投げる普段の岡田とは違って、あきらかに追い詰められた表情がうかがえた。

 ここで坂本勇人(巨人)、松田宣浩(ソフトバンク)ら内野陣が駆け寄り、岡田に声をかける。さらに、捕手の小林誠司(巨人)も、タイムを取ってマウンドへ。グラウンドからは大きな声援がさみだれ的に飛び交う。

 とくに、子どもたちの甲高い声がよく響いた。「がんばれ~!」「岡田~!」。そこは、まさに往年のドリフターズのコントさながら「志村、うしろ~!」状態となっていた。声援が届いたか、岡田は次の投球で内野ゴロゲッツーに切って取り、ピンチを脱したのだった。

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