韓国がWBCの敗退で平昌冬季五輪にも危機感露わ

まいじつ

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2017ワールド・ベースボール・クラシック(WBC)で、韓国が1次ラウンド敗退したことが、来年2月の平昌冬季五輪にも影響しそうだ。

「平昌冬季五輪は施設建設の大幅な遅れが報じられています。韓国はWBCで惨敗を喫した以上、冬季五輪では国の威信を示そうと力を入れてくるでしょう」(特派記者)

その平昌五輪のテスト大会とも位置付けられていたのが、2月に行われたフィギュアスケートの四大陸選手権だった。その舞台裏では「オリンピックも危ないのでは?」と言いたくなるようなハプニングが起きていた。

「日本語で対応のできるスタッフがあまりにも少な過ぎて、関係者がばたばたしていました。五輪本番では日本からも大勢が観戦も訪れることが予想されるので、このままではまずいでしょう」(スポーツ紙記者)

日本人観戦者の最も多いと予想できる競技はフィギュアスケートだろう。先の四大陸大会でも、日本からの観戦者が殺到することは、韓国の五輪組織委員会も予想していたはずだ。

「韓国に限らず、フィギュアスケートの大会には日本の企業が多く広告を出しています。そのためか、日本語で対応できるスタッフを集めることが常識のようになっています」(体協詰め記者)

韓国五輪組織委員会は日本語の話せるボランティアスタッフを募集したが、10人も集まらなかった。それに対し、観光ツアーとして訪韓した日本人観戦者は約450人で、単純計算だと1人が50人強を担当することになる。さぞかし大変だったに違いない。

「四大陸大会が終わった当初は、さほど問題にされていませんでした。しかしWBCで韓国代表が惨敗し、平昌五輪は成功させなければいけないという危機意識が強まっています」(同・記者)

海外からの観戦客が多く集まる五輪は、外貨を稼ぐ絶好の機会でもある。韓国で開催されたWBCは観客が少なかった。力の入れようも変わってくるだろう。

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