フェデラーがワウリンカを倒し、ジョコビッチと並ぶ大会5度目のタイトル獲得 [BNPパリバ・オープン] (2/2ページ)

テニスデイリー

 35歳と7ヵ月のフェデラーはまた、1981年に31歳と5ヵ月で優勝したコナーズを抜き、インディアンウェルズの歴史上もっとも年齢の高いチャンピオンとなった。

 「本当に素晴らしい年のスタートとなった」とフェデラー。「昨年はひとつもタイトルが獲れなかった。この変化は劇的だ。素晴らしい気分だよ」。

 フェデラーがマッチポイントでワウリンカをベースラインの後ろに釘付けにしつつフォアハンドのハイボレーを決めたとき、彼の双子の娘たちはコートの上のボックス席で声援をあげながら飛んだり跳ねたりした。

 フェデラーは今大会で戦った5試合を通して一度しか自分のサービスゲームを落としておらず、それはワウリンカに対する決勝の第2セット第1ゲームで起きた。彼はそこまで、4回戦のラファエル・ナダル(スペイン)に対する試合でブレークポイントを1つしのぐ必要があっただけで、1セットも落としていなかった。

 フェデラーは準々決勝でニック・キリオス(オーストラリア)が棄権したため、不戦勝で勝ち上がっていた。

 「彼の現在のプレーぶりは、ただただ美しい」とワウリンカ。「すべてが完璧であるように見える。彼の動きのよさは、実に驚くべきだ。素晴らしいタッチも擁しているよ。彼はテニスコート上でやり得るすべてを実践している」。

 フェデラーは80分かかったこの決勝で23本のウィナーを刻み、そのうち16本はバックハンドからだった。一方のワウリンカは1万7382人と発表された観客たちの前で17本のウィナーを決め、21本のアンフォーストエラーをおかした。

 フェデラーはワウリンカとの対戦成績を20勝3敗とリードを広げ、ハードコート上での対戦記録に至ってはこれで15戦全勝とした。

 「彼は史上最強の選手だから、我々は皆、彼に負けることに慣れているよ」とワウリンカは言った。(C)AP

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