【プロ野球】豊作のはずが不作? ドラ1ルーキーたちの現在地 開幕1軍に残るのは誰だ!? (1/2ページ)
オープン戦も最終盤。すぐそこにペナントレース開幕が迫っている。
WBCが注目を集めたこともあるが、今年は少し寂しいオープン戦だったのかも知れない。ドラ1ルーキーたちの調子がなかなか上がらなかったのだ。
昨年はオコエ瑠偉(楽天)、平沢大河(ロッテ)、高山俊(阪神)、吉田正尚(オリックス)、今永昇太(DeNA)など、ドラ1ルーキーが当たり年だった。それに比べると今年はトーンダウンが否めない。
それでも着実に結果を残し、開幕1を手中に収めた男たちもいる。「開幕1軍」を目標に据えた、12球団ドラ1ルーキーたちの現在地をチェックしてみよう。
(※オープン戦の成績は3月23日現在)
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■開幕1軍当確
■山岡泰輔(オリックス)
開幕ローテ内定をつかんだのは山岡泰輔(オリックス)。3月20日の広島戦では8回途中2失点の好投を見せ、福良淳一監督も大絶賛。日程と先発ローテの都合から4月13日、京セラドーム・ロッテ戦でのデビューが予想されている。
やや登板間隔が空くため、 2軍戦での調整があるだろうが、そこで大崩れしなければ合格。1軍に最も近いルーキーだ。
■佐々木千隼(ロッテ)
オープン戦で4試合(15回1/3)を投げ、防御率0.59の好成績を収めている佐々木千隼(ロッテ)も当確ラインに乗った。左打者への対応など課題も残っているが、粘り強いピッチングで数字を残した。
例年のロッテなら、この数字を持って開幕ローテ入りは確実なのだが、今年はオープン戦から投手陣が絶好調。昨年までの守護神・西野勇士の先発転向もあって、想定以上に先発の枚数が揃っている。
そこで、佐々木をどう使っていくのか、伊東勤監督も悩ましいところ。……だったが、オープン戦を全日程消化すると、「(佐々木の開幕ローテーション入りを)予定しています。1年間ローテーションを守ってほしい。期待はしています」と伊東監督が明言。4月6日の日本ハム戦でプロデビュー&本拠地デビューを迎えそうだ。