【プロ野球】祝・川崎宗則復帰! 優勝候補筆頭のソフトバンクにさらなる大駒が加わった!! (1/2ページ)
2011年オフにFA権を行使し、海を渡っていた川崎宗則が、5年間の海外活動を終え、ソフトバンクに電撃復帰。4月1日に、三笠杉彦球団取締役、工藤公康監督とともに入団会見に臨んだ。
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■相思相愛の間柄
入団会見では「オーナーはじめ王会長も、帰ってくるときはぜひホークスでプレーしてもらいたいという思いがありました」と三笠取締役が“川崎愛”を強調すれば、「朝起きたら、球団からクビだってメールが入ってて。こりゃ困ったな、と思ってたら、いちばん先に声をかけてくれたのがホークスでした。すごくうれしかった」と、川崎も応じた。
また、オフに福岡に帰ってくるたびに、いろんなところで帰国のタイミングを聞かれていたそうで、「タクシーの運転手さん、お店の大将、エレベーターで会う家族連れの方々、僕にはたくさんのGMがいました」と、福岡のファンとの絆も語った。
■侍との強化試合でハツラツプレー
1999年のドラフト4位で入団し、2011年までダイエー・ソフトバンクでプレー。その12年間で1343安打、267盗塁を記録。2004年には最多安打と盗塁王に輝いた。ほかにもベストナインに2回選出、ゴールデン・グラブを2回受賞しただけでなく、オールスターゲームにも2004年から2011年まで8年連続で出場している。人気、実績は申し分ない。
渡米後の5年間は、メジャーで276試合出場、150安打となかなか出番に恵まれなかったが、3月19日(日本時間)に行われた侍ジャパンとカブスとの強化試合では、1番・遊撃でスタメン出場。内野安打で出塁すると盗塁も決め、本塁に生還するなど、ハツラツとしたパフォーマンスを見せた。年齢を重ねたことでまったく衰えがないとは言えないが、アメリカで得た経験もある。トータルで大きなダウンはないと考えていいだろう。