【中国】賞味期限切れ&腐敗物を給食に?ヤバすぎる児童施設事情 (1/2ページ)

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危険すぎる中国の児童施設の実態 (C)孫向文/大洋図書
危険すぎる中国の児童施設の実態 (C)孫向文/大洋図書

 こんにちは、中国人漫画家孫向文です。

 2017年3月19日、兵庫県姫路市の「わんずまざー保育園」が定員の1.5倍もの園児を受け入れていたことが発覚しました。園内では給食の量の不足、遅刻、欠勤をした保育士に対する減給などが行われていたことがわかり、児童施設としての認定が取り消されました。

■腐った食品を食べさせる小学校

 大きな話題となった今回の事件ですが、中国では似たような事例が頻発しています。2012年4月9日、雲南省に所在する小学校でおよそ300人の児童が食中毒で搬送されるという事件が発生しました。

 原因は給食に使用されていた青豆が腐っていたことです。この小学校は中共政府から栄養補助用の補助金を受け取っていたのですが、補助金を他の目的で使うために給食の材料を悪徳業者から割安で入手していました。

 当日は児童側から「豆が臭い」などと訴える声があったようですが、教師側は「食べないと10元(約170円)の罰金を徴収する」と脅して、無理やり食べさせました。

 2013年、同じく雲南省に所在する他の小学校は資金不足に陥っていたため、政府から栄養補助目的で補助金が提供されていたのですが、校長は資金を横領するために、消費期限日が30日も過ぎたパンを業者から購入して配布しました。

 この件は保護者から指摘され校長は責め立てられたのですが、「児童がパンを配った日以降に食べるのは自己責任だ」と詭弁を述べました。その後、業者が処分を目的にパンを配布したことが発覚し、校長は補助金を自らのボーナスに割り当てていました。

 しかも、保護者が確認したところ、パンには白い糸状になった細菌が付着しており、実際は消費期限を大幅に過ぎたものだったことが判明したのです。このように中国の食品問題の危険性は日本の比ではありません。

 現在の日本では、女子の着替えなどを男性保育士に担当させることについての是非が問われています。そのため、男性保育士に反対する声がありますが、中国では以前から男性保育士による女子へのわいせつ行為や体罰が問題になっています。

 そして彼らに対するバッシングはさらなる問題を引き起こします。2003年、中国の教育業界で「男子児童が女子化している」という問題が取り沙汰されました。

 日本と同じく中国には「保育士は女性の仕事」というイメージが強く、男性保育士は積極的に採用されません。そのため、児童施設には女性保育士しか在籍しない場合が多いのです。

 女性保育士たちは男子の心理を理解できず、彼女たちに園児が育てられた結果、銃など男子用の玩具に興味を示さない一方、女子用の玩具ばかり興味を示し、女々しい口調で話し、くじけると大声で泣きわめくという女子のような男児園児が増加したのです。

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