【プロ野球】元パ・リーグの代打陣? 坂口智隆の代役? 不振・ヤクルトの「希望の光」となるのは誰だ!? (1/2ページ)
開幕カードを2勝1敗と勝ち越し、「今年こそは」と思ったヤクルト。しかし、阪神、広島と2カード連続で負け越して、早くも暗雲が立ちこめている。そのなかで見えた「光と影」を追ってみたい。
※野球の見方が変わるスマホマガジン『野球太郎Pocket』と『週刊野球太郎』でニュースやコラムが読み放題!
■昨シーズンは1番で71試合に出場した坂口智隆だが……
チームの状態が上がらない要因の1つに挙げられるのが坂口智隆の不調だ。
2015年はリーグ優勝を果たしたものの「1番・中堅」を固めることができなかった。その穴を埋めるべく同年オフにオリックスから加入した。
昨シーズンの開幕戦こそ6番で起用されたものの2カード目からは1番として君臨。チーム事情もあり、2番、3番での出場もあったが、チームトップとなる71試合で1番を務めた。そのなかで挙げた打率.295、出塁率.375は十分に合格点を与えられる成績だろう。
守備でも、肩に不安はあるものの中堅を無難にこなし、終盤はバレンティンの守備固めとして左翼に回るのが定番となった。また、1回表の守備へつく前にスタンドへ立ち止まって一礼をする姿は、神宮球場での「個人的定番シーン」でもある。