嵐・相葉雅紀『貴族探偵』が11.8%スタートも”棒演技”に酷評相次ぐ (2/2ページ)

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■脇役の演技好評で…「主人公要らず」のドラマになる可能性も

 これではいくら初回の視聴率が及第点となっても、次回以降は視聴者が離れてしまいそうだ。もし久々の初回二桁から急転直下、またも「月9最低視聴率更新」などという事態になれば悲惨である。

 だが相葉の演技に問題があっても、視聴者を引き付け続けることは可能という見方もある。

「初回は主人公なのに相葉さんの出番が非常に少なく、その代わりに女探偵役の武井さんと刑事役の生瀬さんが物語の中心になっていました。この二人の掛け合いは『面白かった』と視聴者に好評。さらに癒し系の美しさを存分に発揮していた井川さんや召使い役の松重さんらの演技は見ごたえ十分でした。皮肉ではありますが、このまま『主人公がほとんど出てこない』というドラマにして、脇役陣が実質的な主役になれば視聴者の満足度は高くなりそうです。初回の異例の構成を見る限り、制作サイドは本当に『主人公要らず』の展開にするつもりなのかも……」(前出・テレビ誌編集者)

 今年1月クールで元SMAPの木村拓哉(44)が主演したドラマ『A LIFE〜愛しき人〜』(TBS系)は、物語の途中から脇役だった浅野忠信(43)演じる「マサオ」が実質的な主役になり、いわゆる”キムタクドラマ”と一線を画したことが視聴者に好評だった。スポンサーやメディア宣伝向けに人気ジャニーズタレントを主役に配し、ドラマ本編は演技派の脇役がメインになる……そんなドラマ作りの手法が今後のトレンドになるのかもしれない。

文・橘カイト(たちばな・かいと)
※1979年島根県生まれ。編集プロダクションを経て、フリーに。週刊誌などで芸能関係の記事を執筆。また、民俗学などにも精通し、日本のタブーにも数多く取材。主な著書に『真相!禁忌都市伝説』(ミリオン出版)ほか多数。
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