【プロ野球】はや2勝のクライン、新守護神のパットン、ウィーランド。助っ人豊作でDeNA投手陣の穴は埋まった! (1/2ページ)
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昨季までDeNAを支えてきたエース・山口俊が巨人に移籍。今季は山口の抜けた穴を埋めることが投手陣の最優先課題だった。
開幕前は簡単に解決するのは難しいと思われていたが、シーズン序盤にして「もしかしてメドが立った!?」と言いたくなる希望が見えてきた。
その希望は助っ人投手たちがもたらしてくれそうだ。
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■ジーモなきあとの助っ人投手陣
2014年からの3年間、「ジーモ」の愛称で親しまれたモスコーソが昨シーズンを限りに退団した。2014年には9勝を挙げるなど安定力のある先発として活躍。モスコーソ並みの投球をしてくれる助っ人投手は現れるのか? それもDeNAファンにとって不安だった。
そこにやってきたのがクライン、パットン、ウィーランドだ。
これまでDeNAにはたくさんの外国人投手が入団したが、いずれもそこそこ……。正直、この3人にも過度な期待はかけていなかったのだが、ここまでチーム5勝のうち、なんと4勝をこの助っ人たちで挙げているのだ!
■制球難も味方につけるクライン
先発で2勝を挙げたクラインは、「制球力がいい」という前評判と裏腹にオープン戦では四球を連発し、制球難が不安視されていた。
しかし、開幕後も四球は多いものの、ゲームをうまくまとめるピッチングでチームを勝利に導いている。4月16日、2勝目を挙げたヤクルト戦では自らのバットで2点タイムリーを叩き出すなど、投打で活躍を見せた。
2メートルを超える長身から投げ下ろすボールは、適度な「荒れ球」として威力を発揮している。ぜひとも10勝近い成績を挙げてほしい。