【プロ野球】いてまえ打線が杜の都で復活! 楽天・梨田昌孝監督の超攻撃采配を表す「興味津々の数字」 (2/2ページ)

デイリーニュースオンライン

■3点差を追いかける苦境でも「超攻撃的」を貫いた梨田采配

 象徴すべきシーンが4月16日にあった。大入りのKoboパーク宮城で戦った日本ハムとの3回戦だ。

 この試合、最後は延長戦を制するサヨナラ勝ちを飾ったが、中盤まで押される苦しい展開だった。楽天打線はメンドーサの前にゴロ凡打を量産。4回まで散発2安打と攻略の糸口がつかめない。先発の岸孝之は日本ハムの一発攻勢に屈し、楽天が3点を追いかける戦況で5回裏の攻撃を迎えていた。

 この回に初の連打が飛び出し、無死一、二塁。絶対に得点して反撃の起点にしたい場面で、打席にはバントの達人・藤田一也。

 しかし、梨田監督はここでも打たせていく。結果はゲッツー。2死三塁となった後、三塁走者を呼び込む嶋のバントヒットが決まったため、1点を返すことに成功したが、嶋の機転がなければ、絶好機を無得点で終える可能性もあった。

 このように「結果オーライ」となることもあるが、梨田監督の超攻撃的采配がパリーグをどこまで沸かせるのか、今シーズンの見どころとして注目したい。

柴川友次
信州在住の楽天推しの野球好き。ノムさんの「ID野球」「弱者の兵法」に感化され、イーグルスに関するありとあらゆるデータの収集を実施しながら、ペナントレースを追いかけているデータ好きの野球ブロガー。2,500人以上にフォローされているTwitterアカウントは@eagleshibakawa。
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