八代亜紀「下積み時代の仕打ち」に恨み節!?

日刊大衆

八代亜紀「下積み時代の仕打ち」に恨み節!?

 4月16日、歌手の八代亜紀(66)が『ウチくる!?』(フジテレビ系)に出演。44年前の忘れられない出来事について語った。

 番組では、八代がなじみのある自由が丘を巡り、行きたかった店を訪れるという企画を実行。番組MCの中山秀征(49)や中川翔子(31)とともに、さまざまな店を周り歩いた。さらに、自由が丘を愛するモノマネ芸人として、清水ミチコ(57)も登場し、新作である小池百合子東京都知事(64)のモノマネを3人の前で披露し、その後、ロケに合流した。

 4人は人気の中華料理店を訪れる道すがら、古いキャバレーに遭遇。中山が八代にキャバレーで歌ったことがあったのかと聞くと「ありますよ!」と即答。中川が「八代さんでも下積みがあったんですね」とビックリすると、「『なみだ恋』のヒットまで7年かかりました」と明かした。

 八代は15歳で熊本から上京し、銀座のクラブ歌手から始めて下積みを経験。そのときに、今でも忘れられないつらい出来事があった。キャンペーンに行ったときに全員で食事をする際、主催者の会長に、「コラ、そこの売れない新人歌手、おまえ売れてないくせに一緒に飯食うな!」と言われてしまったのだ。

「ひどい〜」と驚愕するMC陣に対し、八代は「“悔しい、ちくしょう!”って思った。でもその3か月後に『なみだ恋』で100万枚突破したの」とニッコリ。

 この話の展開に3人は沸き立ち、中川は「キター!」と嬌声を上げ、清水ミチコは「ざまあみろ! 一番いい結果!」と笑顔に。八代はそんな清水ミチコの腕を叩くなど、少女のようにはしゃぎながら「その会長、“うー!”って」と悔し泣きのマネをしながら爆笑。「そういう人いる〜。ざまあみろってことだよね」と同調する中山に、八代はウンウンとうなずいていた。

「昔の演歌歌手は、作曲家や先輩歌手の付き人を数年経験するのが当たり前。八代亜紀も地方のキャバレーを回って、自分でトランクに入れたレコードを手売りしていたという話は有名です。若くて売れない演歌歌手に対し、今では想像もできないほど風当たりが強かったといいますから、そういったつらいエピソードはいっぱいあるでしょうね」(レコード会社関係者)――数々の苦労や悲しみが、あの味わい深いハスキーボイスに深みをもたらすのだろう。

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